ディスクグラインダーとはディスクを換えることにより、さまざまな素材を研削できる電動工具です。スイッチ、シャフトロック、ディスク、ディスクカバーから構成されています。毎分1万回転以上の高速でディスクを回転させ、素材を研削できることに加え、研磨、切断、ツヤ出しができます。金属(鋼、ステンレス、アルミなど)、木材、石材、レンガ、タイル、ガラス、瓦など、多くの素材に対応可能です。コードレスタイプもありますが、主流はコードタイプです。
通常は、安全カバーが付いていないので、丸ノコ用の刃をつけて切断、造形しないよう注意が必要です。ディスクグラインダーは丸ノコより回転速度があり、丸ノコのようにベースプレートもないため、最悪の場合、作業中に暴れ出してしまうことがあります。
似たものにサンダーがありますが、こちらは本体の底面にある平らなパッドにサンドペーパーを取り付けて、主に木材の表面を研磨するときに使用します。ディスクグラインダーも同じ使い方できますが、広い面を平らに整えるような作業には向いていません。荒く削り落として素材を成形する使い方がメインです。
使用する砥石は、大きく2つのタイプがあり、「オフセット研削砥石」は、ディスクの側面を使用して素材の表面を削ったり、磨いたり、塗装をはがすために使います。「切断砥石」は、ディスクの外周面を使用して金属などの素材を切断するために使います。
【参考動画】
こちらの動画ではディスクグラインダーについて解説されています。