オペレーター(Operator)とは、操縦、運転、指揮をする人やものを意味する言葉で、建設業においては、クレーンなどの建設機械を操作する作業員のことを言います。オペレーターになるためには専門的な知識と技術を要するために、資格や免許が必要となります。
資格の種類は様々で、フォークリフト運転者、ショベルローダーなど運転者、車両系建設機械運転者、不整地運搬車運転者、移動式クレーン運転士、クレーン・デリック運転士、その他多くのものがあります。建設機械の操作を学ぶために講習会を受験して資格を取得します。
年齢、性別、国籍に関係なく受けることが出来ます。講習には労働局認可の登録機関が実施する「技能講習」と、事業者等が実施する「運転特別教育」があります。「運転特別教育」は受講時間が短く取得し易いのですが、建設機械の大きさの制限などがあります。クレーン・デリック運転士の資格の場合、安全衛生技術試験協会が主催する試験を受けて合格する必要があります。ブルドーザーやショベルカー等の車両系建設機械運転者の場合、公道で運転するためには、大型特殊自動車免許が必要となります。これは、自動車教習所で所得可能で、普通自動車免許を持っている場合、適性検査と技能講習を受講すれば取得が可能です。