一般的に天板(てんばん・てんいた)とは、カウンターや机、家具や棚などの最上面にある板のこと。甲板(こういた)やトップともいう。

天然木や集成材、ステンレス・メラミン化粧版・人造大理石・天然石・タイルなど、さまざまな材質の物が使われる。天板の端部分の処理方法により、両耳付き天板・片耳付き天板・耳なし天板といった種類がある。

建設現場では、足場用の板を天板と呼ぶ。その他呼び方は、アンチ・足場板・布板などで、
スチール製やアルミ製がほとんどです。軽量化のため穴が空けられていたり、落下等の危険防止のために滑り止めが付いていたりする。

両端にくさびと呼ばれる金具が付いており、平行に並んだ単管の間などに天板をはめ込み、くさびをポケット金具へハンマーで打ち込むように設置する。そのような仕組みの足場を打ち込み式足場と呼ぶ。

長さは600mm〜1800mm、重さも6kg〜18kgなど、さまざまなサイズのものがある。天板(アンチ)の幅は「ヨンマル」と呼ばれる40cm幅のものが主流だったが、平成27年7月の改正労働安全衛生規則施行により、「ゴーマル」と呼ばれる50cm幅のものに移行しつつある。また、ゴーマルの半分のサイズである25cm幅のものもあります。