諸経費とは、建物を建てる時の手続きをする上で、必ずかかる費用のことを指しています。例えば、設計費用、建築確認申請費用、請負契約の印紙代などがあります。また、諸経費は、現場経費と一般管理費の大きく2種類に分かれています。一般的に、現場経費とは現場で建物を建てる際に必要となる費用のことで、人件費、保険料、通信費など現場を運営するための費用です。一方、一般管理費は、企業を経営していくために必要である経費のうち、それぞれの現場が一定の割合で負担している費用のことです。例えば、宣伝広告費や、事務所家賃などがこれに当たります。

一般的に諸経費の目安は、施工費の5%から10%ほどといわれています。ただ、場合によっては20%から30%ほどの諸経費を取っているところもあり、金額は企業によって異なるので注意が必要です。また、見積書への記載の仕方や新築工事かリフォームかによっても金額は変わってきます。

その他、諸経費と似た言葉に諸費用がありますが、諸費用は建物を建てる上で必要なコストを幅広く捉えたもので、住宅ローンの手数料や、地鎮祭の費用なども含まれます。より広義な捉え方をする場合は、引っ越しの費用や近所へのあいさつ回りに関する費用なども含まれます。