目次
防寒パンツとは
防寒パンツとは、風を通しにくい、防風に優れた素材でできていて、中に綿やダウンを詰め込むことにより暖かさを保つパンツのことです。中綿ズボン、ダウンパンツ、暖パンなど様々な商品や呼び方があります。中には裏起毛になっており、毛布を履いているような履き心地のものもあります。
利用する場面によって、防水性やストレッチ性なども含めて必要な機能と素材を選びましょう。
また、中綿がある分パンツは太くなりがちです。必要な暖かさと動きやすさのバランスを考えて選ぶことも重要です。
現場で履くのにおすすめの防寒パンツ
普段の生活で、少し出かける程度であれば暖かさだけを基準に選べば良いですが、お仕事用となるとそうはいきませんよね。暖かさに加えて、伸縮性(動きやすさ)や着脱のしやすさなど様々な機能が求められると思います。暖かいのは良いけれども、動きにくく作業の効率が落ちては困りますよね。次では、様々な機能を持った防寒パンツの代表的な商品をいくつかご紹介します。
ここでは、
・入手の容易さ:店舗が多く買いに行きやすい、ネットで注文してすぐ届く
・価格の安さ:買い替えやすい
を基準に選んでいます。
代表的な商品
幹線道路沿いに多数出店、職人の味方ワークマン
ワークマン 360°リフレクト透湿防水防寒パンツ
耐水圧8000mmの耐水性と、防寒性、快適さ、安全性を兼ね備えた防寒パンツです。光が当たると反射する素材が使われているため、夜間の安全性も高いです。軽量で耐久性に優れたタスラン生地で着心地が良く、動きやすい作りになっています。雨雪、極寒、夜間など様々な環境で着用可能です。ワークマンのホームページでは、3900円となっています。
国内800店舗以上、手に入れやすさがピカイチのUNIQLO
ヒートテックウォームイージーパンツ
上記2つのパンツとは少し性質は違いますが、こちらもとても便利な商品です。最近よく使われる「暖パン」という言葉はユニクロの商品名です。表地がデニム素材や、スウェットのものもあり、普段着として使えるものも多数あります。今回選んだものは、表はストレッチが効いていて動きやすく、裏面は吸湿発熱・保温機能を持つヒートテックフリースになっています。また、防水ではありませんが撥水機能があるため、少しの雨の中であれば大丈夫です。見た目はスリムなシルエットと動きやすさを兼ね備えていますので、外で体を動かすことを考えて作られたものになります。何よりUNIQLOは国内800店舗以上を展開しており、全国ほとんどの場所で手に入れることができるのも嬉しいポイントですよね。UNIQLOのホームページでは、3990円となっています。
とにかくコスパ重視、Amazon最安値
フォーキャスト Nextソルジャーパンツ
商品リンク
フォーキャスト Nextソルジャーパンツ(amazon)
2021年11月14日時点で1,865円でした。
短い期間で何度も買い換える必要がある方など、とにかくお求めやすいお値段であることを重要視される方もいらっしゃるでしょう。
そんな時、強い味方になるのがAmazonです。こちらは中綿が入っている防寒性を持つパンツの中でもっとも値段が安い物です。暖かさと動きやすさを考えて、薄めのポリエステル中綿を使用。大きなポケットもついているため便利です。
実際にくらべてみました
上でご紹介した商品のうち、ワークマン、UNIQLO、Amazonの商品を実際に着用して比べてみました。(サイズはXLまたはLLです)今回向かった場所はこちら。
寒いと言えば氷、ということで明治神宮外苑アイススケート場です。方法は、寒い場所に行き、それぞれのパンツを15分ほど着用して暖かさを比較するというものです。
暖かさの検証は外気温⇨表面温度⇨15分運動⇨表面温度⇨着替えという流れで行います。
ちなみにこの日の気温は15度でした。
※正確な試験方法ではないため、実際の効果とは異なる可能性があります
リンク脇は冷蔵庫にいるかのようにひんやり寒いです。10度に届かないぐらいの温度設定なんだとか。関東〜中国地方あたりの冬の日中の気温に近いですよね。
ちなみにスケートリンクの氷は、床に冷却装置が入っているため室温を氷点下にしなくても溶けないそうです。週末ということもあって多くの人で賑わっています。コーンより手前は小さい子供たちのスケート教室を行うエリアです。入場してから10分ほど経ち、まずは普通の服の状態で表面温度を測ってみます。
最初は33度以下だったため、「Low」と表示され測定不能でしたが、少し体を動かして再度測ったところ34.2度でした。
左手には撮影用のスマートフォンを持ち、若干周りに怪しまれながらもこんな感じで測定しています。
ワークマン 透湿防水防寒パンツ
ではまず、ワークマンの透湿防水防寒パンツです。
サイズはLLなのですが、他のパンツよりもスリムに見えます。屈伸をしてみましたが無理なつっぱり感はなく、スムーズです。こちらも履いてすぐに暖かさが感じられます。
同じく15分ほど待ってから温度を測定します。
パンツの中は36.5度。じんわり汗をかく感覚があります。
注意事項を読むと、
「本製品は、防水性能を最優先に開発されたものです。着用される場所の気候変化、環境、または身体温度の変化、発汗によってウェア内のムレ、結露等が発生する場合があります。快適に着用いただくために時折、前ジッパー等を解放し、換気を行い温度調節をして頂きますようお願い申し上げます。」
とありました。確かに。
間を10分ほど空けてひんやりさせてから次の測定に移ります!
Uniqlo ヒートテックウォームイージーパンツ
お次はこちら、UNIQLOのヒートテックウォームイージーパンツです。これはかなりスッキリとしたシルエットですね。着脱の際には、裏地がフリース素材のため少し引っかかる感覚があります。他の二つよりは薄手なので履いてすぐに暑いという感覚はありません。スリムなので多少つっぱる感覚はありますが、ストレッチ素材なので無理な感じはしません、スムーズに動きについてきます。サイズ選びやインナーによっては注意が必要かもしれませんね。
15分ほどウロウロしてから温度を測定します。
裏地がヒートテックだからか、動いて若干汗をかくとどんどん暖かくなってきます。そしてその熱を逃さない感じがします。
測ってみると35.9度でした。最初のパンツよりは若干温度は下がりましたが、大きく差は出ないです。
再び脱いで10分ほど待ちます。汗をかいていたのでかなり冷えてきました。冷えたので次のパンツを測定します!
Amazon フォーキャスト Nextソルジャーパンツ
最後はAmazon最安値のフォーキャスト Nextソルジャーパンツから履いてみます。かなりもこもこしていて太く見えますね。
履いて少し時間が経つと暖かくなってきました。というか、かなり暑いです。生地はストレッチ性はないですが、太めのシルエットによって動きやすさはあります。太めの作りで、ジッパーとボタンのシンプルな作りのため着脱はしやすいです。
履いて15分ほどウロウロしてから中の温度を測ると36.6度でした。他の二つよりは若干高めでした。
私は結構暑がりで汗っかきなので、普通の人より温度が上がりやすいかもしれません。暖かさはかなりあるのですが少し蒸れそうな感じがしたのと、太いシルエットで細かな動きには向かない気がするので、動くことが多いお仕事には向かないように感じます。
まとめ
結果ですが、暖かさについてはあまり大きな差はありませんでした。なので、他の要素で使い分けるのが良いかと思います。
ワークマンの透湿防水防寒パンツの良いところは…
・防水なので雨の日でも安心!
・蛍光色だから夜でも目立つ
UNIQLOのヒートテックウォームイージーパンツの良いところは…
・かなり動きやすい!
・スリムで見た目がカッコ良い
・お店が多いのですぐに手に入りやすい
Amazon最安値のNEXTソルジャーパンツの良いところは…
・とにかくシンプルに暖かい!
・お手頃な値段なので汚れたり破れても気軽に買い換えられる
上記を参考に、ご自身に合うものを選んでみてください。
寒い時期、ほぼ毎日お仕事で使う物ですので、買いに行きやすさ、機能、お値段などを見比べて、ぴったりの防寒パンツを探してみてください。
暖かさや動きやすさは人によって感じ方が違うと思いますので、この記事を参考に実際に色々と試してみて、安全に冬を乗り切りましょう!
それではまた〜(余った時間で一滑り)
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