CADとは、「Computer Aided Design」の略称で、「キャド」と読み、日本語にすると「コンピューター支援設計」という意味です。建設現場で必ず必要となってくる図面(設計図・施工図等)を描くためのソフトであり、1980年代~一般企業でのCAD導入が開始されました。

CAD導入以前は、手書き作業で1枚1枚の図面を作成していました。

CADには業界別に多くの種類が存在しますが、建設業で使われる一般的なソフトを紹介します。

建築用CADでは「AutoCAD」というソフトが、多くのゼネコンや設計事務所で採用されています。

設備用CADでは「Tfas」というソフトが、トップシェアを誇っています。昨今の大型現場のサブコンさんは「Tfas」一択というイメージです。実際にどこの現場へ行ってもTfasを採用されています。しかし費用面では、その他のCADソフトよりも高額なため予算を作っておく必要があります。

またCADオペレーターという職業もあり、建設業界が一番の求人数を誇っています。そのことからもCADは建設業では必須のスキル・アイテムとなっています。