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2021.12.1

建設業で女性の働き手が増えている背景とは?採用する際の注意点もアドバイス

2021年12月1日更新

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住宅や建築の施工といえば、男性というイメージがありますよね。
確かに昔は男性ばかりの業界・職種でした。しかし、近年では女性の働き手も増えてきていることをご存じでしょうか。
技術職で見ると前年比で9.8%も増えているんです。

DIYの浸透などから女性が建設業の仕事に興味を持つ機会も増えました。モノづくりへの興味をキッカケに、趣味を仕事にしてみたいと、建設業界で活躍している女性も増えています。

引用元:建設業活動実態調査

本記事では、女性の職人が増えている要因や建設業に求められている理由について解説します。また、人手不足で女性の働き手を採用しよう思っている方にまずはどこから改善するべきかもアドバイスします。

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建設業で女性の働き手が増えている要因

建設業が現代になって多くの女性から注目されている主な理由は、働き方の多様性やDIYの浸透が大きく影響しています。また、近年では建設業を目指す際に研修制度、働き方、労働環境などが業界全体で少しずつ見直され、女性の方でも以前よりも働きやすい職場が増えてきている状況です。

・DIYの流行

以前はプロに任せるしか選択肢がなかったリフォーム。しかし近年、個人で住まいを改造するDIYが流行ったことで、建築や内装工事などの「ものづくり」に興味を持つ女性が飛躍的に増えました。YouTubeでもDIY動画がたくさん投稿されていますよね!

DIYを繰り返すうちに「ものづくり」の楽しさ・面白さを体感して、趣味から「仕事にしたい」と考える人も増えてきたのでしょう。仕事の楽しさを知るきっかけさえあれば、建設業に興味を持つ方が増えるのは自然な流れです。

・研修制度などの充実化

建設業も例外なく、大半の人は未経験からスタートすることになります。最初は男女を問わず誰でも「何も知らない自分が建設業でも働けるのかな……」と不安を抱えているもの。

これは国や建設業者も把握していることなので、未経験を前提にした研修制度やスキルアップ講習など充実した教育環境を整えている企業も増えています。職人業の技術は身に付ければ一生モノのスキルになるため、安定性においては非常に心強い存在ですよね。

さらに近年ではDX推進の影響から、事務職や施工管理でもリモートワークやフレックス制度を活用できる場面も増えてきており、より柔軟な働き方を求める女性の活躍場所としても認められつつあります。

女性の就業者はどのくらいいるの?

実際に建設業界で活躍している女性の数も見てみましょう。総務省の調査によれば、2020年の時点で建設・採掘業界に従事する女性は約7万人(全体の0.2%)となっています。

◆職業別就業者数(女性、就業者数計=2,968万人、2020年平均)

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構

建設業で活躍する女性は少しずつ増えているとはいえ、まだまだ圧倒的に男性が多い業界です。では、なぜそのような建設業に女性が求められているのでしょう。建設業が深刻な人手不足ということも理由として挙げられますが、それだけではありません。

特にインテリアコーディネーターやリフォームアドバイザーなどの職種の場合、依頼者が女性の場合、職人が男性ばかりの環境だと、感性の違いからどうしても寄り添いきれない部分が出てきます。特に内装など住まいやキッチンに関しては、こだわりを持っている場合も多いですよね。

そういった中で、
「クロスは白だと汚れが目立つので、薄く色の入ったタイプがおすすめですよ」
「キッチン周りはこういう設備があると、料理するときにとっても便利なんです」
など、同性からの提案だと納得していただけるケースもあるかと思います。そんなとき女性の担当者がいれば、相手の気持ちを汲み取った提案ができるようになるわけです。

 

女性が活躍できる労働環境を整えよう

ここまでは女性が建設業の仕事に注目している理由やなぜ女性の働き手が建設業界でも必要なのかを解説してきました。ここからは、女性の採用を検討している、すでに女性が現場で活躍しているという方に、国が推進している労働環境の改善施策を中心に、建設業界や企業でも取り組むべき環境の整備や考え方について説明します。

国土交通省は令和2年1月に「女性の定着促進に向けた建設産業行動計画~働きつづけられる建設産業を目指して~ Plan for Diverse Construction Industry where no one is left behind」を策定。建設業で女性が働き続けられるよう、労働環境や待遇面の改善を推進しています。

参考:国土交通省「建設産業における女性の定着促進に向けた取組について」

女性が快適に建設業界で活躍するために、国土交通省は下記のようなさまざまな施策に取り組んでいます。

・建設業の女性定着に向けた意識改革
・働き方改革への取組推進
・働きやすさとやりがいを両立できる環境整備
・働きやすい現場環境の整備
・育休
・産休などからの復職サポートの充実
・WEB学習プログラムなど更なるキャリアアップの環境づくり

ここまでは国の施策を紹介しましたが、育休・産休の導入はなんとなく分かるけど文章だけだと少し難しいですよね。まずは下記の改善策などできるところからはじめてみてはいかがでしょうか。

例えば、お子さんがいる方には、時短勤務や事務のテレワーク、フレックス制度の導入、復職後の教育サポート。現場で働く女性には、工事現場での女性専用のトイレや更衣室の設置など、できることは少なくありません。

まだまだ待遇面や労働環境が充実している建設業界の企業は少ないかもしれませんが、少しずつ改善していくことで、女性の働き手が増え、採用を増やすことができれば、事業拡大のチャンスも広がるかもしれません。

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