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2021.12.1

建設業で人材不足が起きるのはなぜ?その解決法も紹介

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建設業界で人材不足が起きる理由には、
・長時間労働によるモチベーションの低下
・過酷な労働環境
・低給与
など、現場作業員が働きにくい状況が起因しています。
また、少子高齢化や働き方の変化などの影響から、求人募集をしても人が集まらず、人材確保そのものが非常に難しい状況です。これらの課題に対処するためには、労働環境を整備したり、建設業の古いイメージを変えたりすることで建設業界の求職者が応募しやすくなるかもしれません。

この記事では建設業界の人材不足が加速している理由と今後の人材確保に向けた対処法について解説します。新たな人材確保でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

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なぜ建設業界は人材不足になってしまうのか?

建設業界は他の産業に比べても人材不足が加速しており、今後の需要に対して供給が追いつかなくなるという危機が迫っています。

参考:労働力調査(基本集計)2021年(令和3年)8月分

原因の一つとして、少子高齢化などにより人口に占める現役世代の数そのものが減少していることもありますが、建設業界においては他の産業と比べても、著しく就業者が減少しています。この背景には建設業界特有の課題が大きく影響しており、今もなお解決できてない企業は少なくありません。建設業界が人材不足に陥ってしまう理由には以下の課題が挙げられます。

長時間労働によるモチベーション低下

建設業界から人材が離れる理由の一つに、長時間労働によるモチベーションの低下があげられます。一例をあげると、現場で働く多くの職人や施工を管轄する現場監督(施工管理)などの職種は過酷な労働環境を強いられるケースが大半を占めています。少子高齢化による人口の減少、建設業就業者の減少、建設需要の上昇など、さまざまな要因が組み合わさり、慢性的な長時間労働環境に陥っているのです。

平成26年に厚生労働省が行った「毎月勤労統計調査」では、全産業の年間労働時間が1,741時間であるのに対して、建設業界は2,078時間と年間で300時間以上と非常に長く、人材が離れるお大きな要因になってます。

参考:国土交通省土地・建設産業局「建設業界の現状とこれまでの取組」

低給与問題

業界動向SEARCH.COMの業界別平均年収ランキングで、建設業界は25位の756万円に位置づけられています。長時間の労働や過酷な屋外作業を行う反面、建設業界の給与は他の産業に比べて決して高額というわけではありません。

給与は社員が働くうえで重要な基準となるため、労力に対して満足できるだけの報酬がなければ、働くモチベーションを維持するのは難しくなるでしょう。

参考:業界動向SEARCH.COM

労働環境が気になる

近年は働き方改革などの影響から、テレワークやリモートワークを筆頭に働く場所や時間などに柔軟性が出てきました。しかし、建設業界は現地での作業が必須であり、プライベートと仕事の両立を重視する人も増えている現在の状況では、建設業界は避けられやすい傾向にあります。

建設業界の多くは基本的に屋外作業です。真夏や真冬は気温に耐えながら作業しなければならず、体力面なども含めてオフィスワークや販売業などの他の産業と比較しても、過酷な労働環境といえるでしょう。また福利厚生や業務管理などの側面でも十分とはいえない会社は少なくありません。

休日が少なめ

建設業界の休日数は、他の産業に比べて少ない会社が目立ちます。国土交通省の作成した「建設業界における休日の状況」を見ると、毎週2日以上休めている建設会社は全体の1割以下。半分以上の会社が4週4休であり、休日数は少ないといわざるをえない環境です。

参考:国土交通省土地・建設産業局「建設業界の現状とこれまでの取組」

また、現場の職人は年末年始・夏季・冬季・GWなどの祝日も関係なく出勤するケースが多く、プライベートの時間確保が難しくなっています。こうした環境の背景には、建設業界の人手不足、短い納期、若手就業者の減少、昔ながらの風習、費用削減など、現代日本ならではの要因が複雑に絡まりあっているのです。

人材確保の面からいえば、長時間労働・少ない休日数・働く環境などの改善が他社との差別化に繋がる大事なポイントになります。

職業イメージが定着してしまっている

建設業界はキツイ、汚い、危険などの昔ながらの3Kイメージが定着しており、そもそもの転職・就職先として候補に入れられないケースも多いです。また、職人気質や体育会系という昔ながらのイメージから「先輩が怖そう」「怒鳴られそう」などといった先入観も大いに関係しているかもしれません。

建設業の人材不足は年々深刻に

上記でも触れた通り、建設業界の人材不足は年々深刻化しています。現在は中高年のベテラン就業者によって支えられていますが、その世代が定年や退職となれば、より深刻な人材不足になることが予想されている状況なのです。

参考:国土交通省土地・建設産業局「建設業界の現状とこれまでの取組」

一例として国土交通省土地・建設産業局が令和元年に発表したデータによれば、建設業の就業者数は1997年の685万人がピークとなり、2018年には503万人にまで減少。ピーク時と比較すると26.5%、人数にして182万人が約20年の間に建設業を離れたということです。

さらに現在活躍している建設業就業者の約3割は60歳以上であり、近い将来には現役を退いてしまいます。一方で15歳~29歳の若手世代の入職者は全体の1割程度。建設業界全体では40代以上が大半を占めている現状で、20~30年後にはより深刻な状態に陥る可能性があります。

参考:国土交通省土地・建設産業局「建設業界の現状とこれまでの取組」

多くの建設関連会社は世代交代の危機を乗り越えるために、新しい人材を積極的に採用募集しているものの、人材確保は難航しているケースがほとんどです。

近年では働き方改革や新型コロナの影響からテレワーク・リモートワークの普及など、より快適な労働環境を求める求職者が増えており、過酷なイメージが定着している建設業界への入職を希望する人はますます少なくなると予想されます。建設業界における人材確保の難易度は、今後もさらに深刻化していく可能性が高いでしょう。

建設業の人材不足への対処法は?

建設業界における問題点や人材不足の深刻さをご紹介しましたが、業務を効率化して生産性をあげたり、工夫をして人材を確保することで実際に休日数や労働環境を見直し、成長を続けている企業もあります。そういった企業のやり方をうまく取り込んで、求職者の不安や疑問を解消できれば、人材確保も十分に可能でしょう。

建設業界は社会のインフラを支えるために必要不可欠な仕事です。国も積極的にサポートを行っています。まずは従来の風習や習慣・常識を見直し、現代に合わせた改革を進めることが大切です。ここからは建設業界での人材不足を解消するための方法をご紹介します。

業務の効率化

日本の少子高齢化や現役世代の減少は、建設業界だけの話ではありません。限られた優秀な人材を確保するため、全ての企業は激しい採用競争を行っています。その中を勝ち抜き、人材を確保するためには、建設業界においても業務の効率化、特にITの分野での改善を行い、求職者にアピールすることが大切です。

例えば、現場の効率化から経営改善まで一元管理できる施工管理のアプリがあります。(「ANDPAD(アンドパッド)」「SPIDERPLUS」など)。電話・FAX・メールなど、アナログで煩雑な現場のコミュニケーションもチャットアプリを使用するだけなので円滑に対応できるようになります。また、図面や工程表もアプリを起動するだけで、いつでもどこでも最新のデータを確認する事ができるので、作業効率を高めることができるでしょう。

その他にも、電子黒板付きの工事写真を中心に、図面や書類なども一元管理できるサービスもございます。(「Photoruction(フォトラクション)」など)現場担当者が撮影した全ての写真をリアルタイムに、さらにスマートフォンでも閲覧可能になります。いつでも、どこにいても、情報共有ができ、現場の進捗確認や現場の問題点の把握などにも使用できるので、こちらのサービスも業務の効率化につながるでしょう。

この様に建設業界においてもDXはどんどん進んでおり、様々な業務支援のアプリやサービスがあります。人材不足でお悩みであればこうしたITサービスの導入を行い、業務効率の改善を推進することで、新しい人材にアピールすることができます。

外国人労働者の採用を検討してみる

業務のIT化だけで効率アップや人材不足の解消が難しい際には外国人労働者の採用も検討してはいかがでしょうか。国内の少子高齢化は今後も進んでいくため、状況によっては外国人の雇用も検討してはいかがでしょうか。ただ、外国人の雇用は法律的な違いもあるため、事前調査が大切ですし、自社だけでの対応が難しい場合は、専門家に相談すればスムーズに手続きを進められるでしょう。

外国人労働者を採用することは待遇面だけでなく、雇用関係の見直しなども必要になります。しかしながら、業務の拡大で海外への事業展開や外国人のお客様を相手にする業務などで活躍してくれる可能性が非常に高い人材でもります。現場におけるコミュニケーションの問題など、対処すべき課題は多いですが、外国人労働者を取り入れることができれば、人材不足解消の第一歩を踏み出すことができます。

以下の記事で詳しく解説しています

増える外国人建設作業員 現場に求められる対応策と注意事項は?

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外国人労働者の採用は厳しいという方には、建設業界の経験者や業界に興味がある人に対して直接アプローチを行をして採用をする方法があります。昔は求人といえば雑誌・新聞広告やハローワークでの募集が基本でしたが、最近はインターネットでの求人が盛んです。自社ホームページに求人情報を載せる他に、もっとお手軽に建設業界に特化した求人サービスを使う方法が、最近注目を浴びています。

建設業に特化した求人媒体であれば、求職者は建設業の経験がある方がほどんどなので効率よく自社が求める求職者に求人をアピールすることができます。その中でも「助太刀社員」では、専用の求人サイトを使って求職者を募集するだけでなく、スマホアプリを通じて求職者にアプローチすることで効率的に採用活動を進めることができます。

「助太刀社員」は建設業界に特化した登録制求人サービスです。建設業界への転職を検討している16万人の登録者に対して直接アプローチでき、大工・内装・鳶・施工管理など81の幅広い職種に対応しています。

まとめ

建設業界の人材不足は、何もせず解消することは期待できません。多くの人材を確保し、長く働いてもらうには、労働環境・待遇・業務体制などの改革が急務です。建設に特化した業務支援サービスやアプリによる効率アップや外国人労働者を採用することで労働環境も少しずつ改善できるのではないでしょうか。

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