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ドボクサイズ!?老舗土木工事会社の濃過ぎる求人動画

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週刊助太刀では、業界内のユニークな取り組みや流行りの情報について、『トレンド記事』としてご紹介しています。
大分県豊後大野市にある株式会社川邊組は、明治37年に創業した110年以上の歴史を誇る老舗企業ですが、そんな会社がビックリするような採用動画をYoutubeにアップし、なんと22万回以上再生されています。
今回は、そんな株式会社川邊組の採用動画についてご紹介したいと思います。

株式会社川邊組とは

株式会社川邊組は明治37年8月に創業した、大分県豊後大野市の老舗企業です。公式サイトでは、地域貢献を目指す伝統ある中堅企業というイメージで会社紹介がされています。
参考:株式会社川邊組webサイト

Youtubeにアップした求人動画はまさかの「レッツ!ドボクサイズ!」

そんな川邉がある採用動画をYoutubeにアップしました。その動画がこちら

そこのホワイトカラー!
何をのんきにPCとかスマホの前でパチパチポチポチ
それで何が鍛えられるんだ?指先だけ鍛える気か?
仕事終わりでジムに行く?なんじゃそりゃ!!
仕事で!鍛えたら!いいだろう〜
肉体労働、最高なんだ!!
いいか?
タンパク質とアミノ酸が土木工事で高まるう!

Youtubeチャンネル:株式会社ジェイテック(J-TEC Co., Ltd.)より

筋骨隆々な男性が、逞しい声で土木工事のカッコ良さを訴えかけ、軽快なリズムに合わせて土木作業の振付をする。そのシュールな組み合わせにより、一度見たら忘れらない濃い動画となっています。

川邉組のプレスリリースによると、この動画のコンセプトは”世界最高に筋肉質な求人募集ムービー”であり、土木工事の様々な動きと筋肉エクササイズを融合させたオリジナルダンスとして表現しています。

また、上記オリジナルソングの歌詞は、仕事終わりにジムへ行くホワイトカラーへの提言として、仕事そのものがトレーニングになるという合理性、人々の生活を支えるという仕事のやりがいを訴えています。
参考:PR Times

動画制作を手がけた清川進也氏

この動画を制作した清川進也氏は、過去に大分県の温泉PR動画「シンフロ」や、別府市の「湯~園地計画」などのヒット動画を手がけています。それらの動画はどれも再生数100万回を大きく超え、動画投稿当時には全国ネットのテレビ番組でも報道されました。


参考:おんせん県おおいた公式(大分県広報広聴課)
清川氏が川邉組の動画を手がけるきっかけになったのは2019年2月、別府市の主催するビジネスマッチングイベントでスポンサーだった川邉組とイベントのムービー制作を手がけた清川氏が出会い、求人動画制作のプロジェクトが発足しました。

110年の伝統企業だからこそできる、真摯さに裏付けられたユニークさ

川邉組は、求人動画公開のプレスリリースで動画制作の背景を以下のように説明しています。

川邊組は明治37年創業、110年以上の歴史を誇る地域密着型の土木工事会社です。創業来、地域とともに歩み、大分県豊後大野市内の様々な現場において多くの道路工事、トンネル工事を手がけてまいりました。当社にとって最大の資本ともいえるのはそれぞれの現場を支える社員です。しかし近年、少子化や社会環境の変化などもあり、土木工事志望者自体が減少しつつありました。
この状況を打破すべく、今一度当社の土木工事にかける熱い思いや、仕事の魅力を全力で訴求したいと考えて、今回の採用ムービーの制作に至りました。

参考:PR Times

制作された動画はシュールでユニークなものですが、土木工事志望者減少という課題は切実です。これは川邉組に限らず、様々な企業でも同様でしょう。川邉組は、110年の歴史に裏付けられた真面目さ、真摯さでこの課題と向き合い、その答えとしてこの採用動画を世に発信したのではないでしょうか。

そう考えると、川邉組の採用動画も決して奇をてらったものではなく、真面目に実直に考えて世に出されたものではないかと思えてきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は老舗企業の濃い求人動画についてのご紹介でした。
週刊助太刀では、今後も業界に関するユニークな取り組みや、職人さんのカッコいい姿、その仕事の魅力などについて発信していきたいと思っています。「こんなカッコいい職人さんがいるよ」 「こういう取り組みがあるよ」といった情報がありましたら、ぜひとも週刊助太刀編集部までお便り下さい。

(文/赤木 勇太)