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おしごと

2021.12.29

現役で施工管理をされている方にお話を聞いたら気配りがすごすぎました

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私たちは、こだわりを持って仕事に取り組み、技術・技能をかたちにして将来に渡って残していく建設業の皆さんを心から尊敬し、応援しております。
今後は、そんな職人さんのすご技やこだわりを特集することも考えていますので、ぜひご期待ください!

今回は、週刊助太刀編集部メンバーの友人で、現役で施工管理をされている方のお話を聞く機会をいただけました。すると、仕事に関する細かな気配りと、お人柄が見えてきましたのでご紹介します。

Mさん 土木工事の施工管理

仕事内容と1日の流れ

ー(助太刀編集部)今日はお仕事終わりにも関わらずありがとうございます。
初めに簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか。

社員15人ほどの建設会社で土木工事の施工管理をしています。元々は土木の職人を10年ほどやっており、その後施工管理になって10年ほどです。
今日は下水道工事の現場終わりです。

ーどのような現場が多いですか?

公共事業の工事が8割ほどで、下水道や河川の護岸工事などをやっています。

ー施工管理の方ってどのようなお仕事をされているんですか?

じゃあ1日の流れを説明しますね。
朝は5時半ごろに起きて、その日の天気をチェックします。大体3つぐらい天気予報を見ますね。Yahoo!、ウェザーニュース、天気.jpかな。その日の作業内容と3つの天気予報の兼ね合いで中止にするか判断します。

※土木など屋外の工事は雨だと中止になる場合があるが、作業内容や工期と雨の予報のバランスを見て中止にするかどうか判断するそう。

ー天気予報を3つも確認ですか!それだけ天気は重要なんですね。重要な作業があるけど、複数の天気予報で雨予報だと悩みそうです…。

そうですね、どことは言いませんが、天気予報の信頼度に順位を付けて判断しています。(笑)中止の場合は、遠くから通勤する職人さんもいるので早めに連絡します。そしてもう一回寝ます。
出勤の場合は6時半ぐらいにまた起きて、7時には家を出ます。今の現場は8時に資材置き場でKYK(危険予知活動)を行い、道路使用許可の関係上9時に作業開始ですね。道路以外の場合には8時から開始する場合もあります。

ー道路使用許可によって作業時間が決まっている現場もあるんですね。
その場合だと残業もないですか?

道路での作業の場合はほぼないですね、17時までに終わらせる必要があるので。道路以外の現場でも、遅くても18時ごろには現場を後にします。その後は会社に帰って事務処理がありますが。

ー日中の作業はどんな感じでしょうか?

現場では作業工程の写真を撮影して記録したり、測量して杭を打ったりしています。測量では、何をどの位置に設置するか、どの高さにするかなどを細かく決めていきます。測量屋さんが図面に記したものを現場に落とし込んでいく作業です。

ーなるほど。この作業もかなり神経を使いそうです。休憩時間はどうですか?

10時に15分、昼休みが12時から1時間、15時に15分の休憩があります。お昼はコンビニで買うことが多いですね、よく胡麻麦茶を飲んでいます。
若い職人さんは昼寝している方もいます。たまに13時になっても起きない人も…。笑

ー午後の作業が終わってからは事務作業でしたよね。

はい、会社に戻ってから書類整理や日報の作成をします。作業の進捗率を記録し、次に同じような作業を行う際の工程作成の参考にします。あとは搬入した材料の数量や、リース品の日数、作業員の人工を記録します。特にリースについては、後日請求書が来た時の確認用でもあるので重要です。家に帰る時間は日によりけりですね。

ー日々の事務処理も、次の現場に活きてくるんですね。

仕事で大変なことや気を付けていること

ーお仕事の大変な点はどんなところでしょうか?

現場の近隣の方々への挨拶ですね。チラシは自分でエクセルで作っています。4ヶ月間ぐらいの工事で1万枚作成しました。

ー1万枚もですか?!それはものすごい量ですね…。

工事の沿道と、近隣住民の立場になって考えた時にお知らせすべき場所(付近一帯の住民が生活上よく使う道路だった場合、その影響が出そうな範囲)と、工事の音が聞こえそうな範囲にも配布するので多くなりますね。あと工程によっては同じ住民に何度も配ることもあります。

ーなるほど、近隣への周知もスムーズな工事に必要なことですよね。
では現場にいる時に気を付けているのはどんな点ですか?

とにかく職人さんがやりやすい環境を作ることです。それがスムーズに現場が回ることに繋がります。コミュニケーションをとったりしながら、相手の立場に立って考えることが大事ですね。職人さんが作業しにくい環境だと現場が回りませんから。

ーうまくいかないのは具体的にどんな場合でしょうか?

現場監督と職人さんの関係が悪い時です。聞いた話だと、現場監督が横柄だったり、指示がわかりにくかったりする場合があるようです。

ー人対人なので、どう接するかは本当に大事ですね。
お休みはどのように過ごされていますか?

奥さんと買い物に行くことが多いですね。特にお米とか重い物。笑
あとは、家の中で気になったところの掃除をしたり…。

ーここでも気遣いが!

綺麗好きというか、気になるだけです。笑

ー他にプライベートの時に気になることはありますか?

ドライブしている時に、通りがかった道路工事の安全面をチェックしてしまいますね。職業病です。笑
警備員の配置とか、カラーコーンの配置、工事のお知らせなんかはよく見てしまいます。

ーそれだけ気にされているからこそ、現場の安全が保たれるんですね!
今日はありがとうございました!

まとめ

施工管理の仕事において、様々な点で職人さんがやりやすいように気を配っているのが印象的でした。安全でスムーズな現場は、職人さんと施工管理の方の関係性によって成り立っていることがわかります。
その気付きや気配りは、普段の掃除などにも現れており、Mさんの人柄による部分が大きいのだなと感じました。