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2022.2.18

アスファルト舗装の種類や単価、長所・短所について

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アスファルト舗装は道路や駐車場などで使われている舗装方法です。しかし、ひとことでアスファルト舗装といっても、さまざまな種類があることをご存知でしょうか。

当記事では、アスファルト舗装の基本的な知識や長所、短所、舗装の種類、単価などをご紹介します。

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アスファルト舗装とは

アスファルト舗装とは、舗装するときに主原料としてアスファルト混合物を使う舗装方法です。日本国内のほとんどの道路はアスファルト舗装がなされています。

道路は上部から表層、基層、上層路盤、下層路盤、路床の順で構成されていますが、アスファルト混合物が使われているのは表層と基層です。上層路盤以下は砕石などが敷き詰められているつくりです。
また、アスファルト舗装は一般的に以下の流れで行われます。

・現場測量
受注者が発注者から設計図などの資料をもらい、現場で測量をして足りない情報を得る。

・路床工事
重機を使ってならしていき、ローラー付きの重機でしっかりと固めていく。

・路盤工事(上層路盤、下層路盤)
路床の上に砕石などを敷いて重機を使ってならしていく。ならした後はローラー付きの重機で固める。

・基層工事
基層に加熱されたアスファルト混合物をアスファルトフィニッシャーで敷いてならしていく。ならした後はローラー付きの重機で固める。

・表層工事
道路の表面である表層の舗装工事。基層同様の手順で行う。道路の表面であることから、耐久度などが重要になる。使用するアスファルト混合物も基層より密度の高いものを使用する。

アスファルト舗装では私たちが安全に通行できるように、日々、舗装技術や材料などの品質向上を目指しています。道路の作り方や材料は地域によって異なるなど、日本のアスファルト舗装技術は世界的にみても高品質といえるでしょう。

アスファルト舗装の長所・短所

日本のほとんどの道路がアスファルト舗装されることからもわかるように、さまざまなメリットがあります。一方で少なからずデメリットもあります。ここからは、アスファルト舗装の長所と短所をご説明します。

長所

アスファルト舗装のメリットは以下の5つがあります。

・他の舗装方法に比べて安い
アスファルト舗装の単価や費用については後述しますが、他の舗装方法に比べて安価です。これは使う部材や材用が少ないからです。例えば、コンクリート舗装では鉄筋などが必要であり費用が割高になります。

・施工終了後はすぐに通行できる
アスファルト混合物は、冷えると固まりやすい特徴があるため、施工が終了すると数時間後には通行が可能になります。特に交通量が多い道路では施工期間中に通行ができないと不便を強いられますが、施工後、すぐに通行できる点は大きなメリットです。

・補修してきれいな状態を保てる
アスファルト混合物は比較的柔らかい特徴があり、コンクリート補修などよりも簡易的な補修工事が可能です。

・平にすることができる
アスファルト混合物の柔らかな特徴は、形作りが簡単に行えます。その特性を舗装工事で活かすことが可能です。舗装前は凸凹した道路であっても、アスファルト混合物を敷いて表面を平坦にすることができます。道路を平らにすることで車や歩行者が安全に通行できます。

・車の走行時の騒音が少ない
アスファルト舗装では目地(つなぎ目)がないため、車が走行しても振動や騒音などが発生しにくいです。また、アスファルトには排水のための小さな穴が空いており、車の走行で生じた音や振動から逃げる効果があります。アスファルト混合物の柔らかな特徴は、音の振動が伝わりにくく、さまざまな面から騒音や振動を防ぐことが可能です。

以上の理由などから多くの道路はアスファルト舗装となっています。

短所

アスファルト舗装にはさまざまなメリットがある一方で、以下のデメリットがあります。

・大きな重量がかかる場所には適さない
アスファルト混合物自体が柔らかい特徴があり、大きな重量がかかる場所には適しません。また、施工の際も鉄筋などを使用しない点も重量がかけられない理由です。ちなみに、コンクリート舗装は耐摩耗性、耐熱性、耐油性などさまざまな耐久面に優れています。大型車両が通行する場所や飛行機の滑走路などはコンクリート舗装が主流です。アスファルト舗装やコンクリート舗装はそれぞれに特徴があるため、場所によって舗装方法を選ぶことがポイントとなっています。

・熱をためやすい
アスファルト混合物は熱をためやすい特徴があります。熱をためやすい性質から夏場は高温になりやすく、変形する可能性があります。高温で変形したアスファルトが冷え固まると、表面が凸凹になり、通行しにくくなります。場合により車のタイヤの跡などがついてしまうでしょう。でこぼこした状態になると、水が溜まりやすくなり補修工事が必要になります。当然ながら何度も補修することになれば、維持費用の負担が続きます。

・さまざまな損傷が起こりやすい
アスファルトは高温などの影響によりさまざまな損傷が起こりやすいです。例えば、交通量の多い道路では「わだち割れ」と呼ばれる、くぼみがみられます。また、路盤の強度不足などによりひび割れも起こります。前述のとおり、損傷箇所があれば補修工事が必要となり、メンテナンスに手間がかかります。

・何度も補修する必要がある
アスファルトの道路は寿命が短いです。良好な状態が保たれるかは、車の通行量などに影響します。さまざまな損傷による補修には費用がかかり、長期的な視点で考えるとコンクリート舗装よりも費用が上回ることもあるでしょう。コンクリート舗装は、ひび割れ防止の施工がなされるため、初期の施工費用がかかってもメンテナンス費用はさほどかかりません。アスファルト舗装をする際は、初期費用だけではなく長期的なメンテナンス費用を考慮して検討することが大事になります。

以上のようにアスファルト舗装のデメリットは、耐久面やメンテナンス費用となります。アスファルト舗装をする際は、コンクリート舗装などと比較して、総合的に判断してみてください。

アスファルト舗装の種類

アスファルト舗装にはさまざまな種類があり、特徴が異なります。ここでは、6種類のアスファルト舗装の方法をご紹介します。それぞれの特徴や施工方法などを把握しましょう。

排水性アスファルト舗装

排水性アスファルト舗装は、高い排水性と耐水性が特徴です。ポーラスアスファルト混合物という材料を表層や基層に使って舗装を行います。高い排水性を実現しているのは、雨水を舗装内に浸透させているからです。浸透した雨水は、舗装内を通って排水溝などに流されます。

水はねやハイドロプレーニング現象の防止、夜間や降雨時の視界の良さを維持するなど、車の通行の安全性を高めることが期待できます。そのほか、車の走行時の騒音防止効果もあります。排水アスファルト舗装は、騒音や水はねを抑えたい市街地道路、走行の安全性が求められる高速道路で行われる舗装方法です。

密粒度アスファルト舗装

密粒度アスファルト舗装は、国内の県道や市道のほとんどで採用されている舗装方法です。比較的短い施工期間が特徴で、維持管理や補修なども容易です。舗装に使用する材料は、アスファルトと砕石を混ぜ合わせた合材になります。

施工が比較的容易であることからコストを抑えることが可能であり、店舗や住宅の駐車場の舗装に向いています。ただし、表面排水となるため、水勾配を最低でも1%確保することが必要です。水勾配を確保しないと水がたまりやすくなります。

高密度ギャップアスファルト舗装

高密度ギャップアスファルト舗装は、加熱アスファルト混合物にギャップ粒度を配合した特殊なアスファルトを用います。ギャップ粒度は、さまざまな大きさの材料を混ぜており、滑りにくい特徴があります。

さらにゴムや樹脂を加えると、さらに滑りにくくなります。車がブレーキをかけてからの制動距離が短くなることから、事故の多い交差点や山道で用いる舗装方法です。

透水性舗装

透水性舗装とは、雨水を表層から路床まで浸透させる構造です。雨水を舗装内に浸透させる点は排水アスファルト舗装と同様です。構造の特徴から地下水の染み込みや排水設備への流出量を軽減して、雨水の流出を抑える効果があります。

透水性舗装は排水性アスファルト舗装と同様の構造ですが強度は少し低いです。その分、施工費用が安い点がメリットです。透水性舗装は、駐車場や歩道などにみられる舗装方法です。

保水性舗装

保水性舗装は、空隙(隙間)が多い舗装であり、水を吸い込んで保水する効果があります。材料に保水材料を詰めており、雨水が染み込んで蒸発するときの熱を利用して路面温度を抑える効果があります。打ち水と同様の効果があると考えるとわかりやすいでしょう。

表面の空隙により排水機能や騒音の低減にも効果があります。保水性舗装が採用されるのは、ヒートアイランド現象が懸念される都市部に多いです。具体的な施工場所としては、一般的な道路や駐車場、公園など多岐に渡ります。

カラーアスファルト舗装

カラーアスファルト舗装は、顔料や色のついた石などの混合物を用いて舗装します。骨材粒度を調整すると、透水や排水の機能をつけることが可能です。カラーアスファルト舗装をすることで、景観が良くなります。

また、高速道路などでは路線の区別にも使われる舗装方法です。そのほか、バスレーン、タクシー乗り場、駐車場、展示会場、テーマパーク、公園、歩道、サービスエリアなど多岐にわたる場所で用いられる舗装方法になります。

アスファルト舗装の単価

アスファルト舗装はコンクリート舗装などよりも安価になります。とはいえ、気になるのは施工費用ではないでしょうか。ここでは、アスファルト舗装の単価をご紹介します。

一般的にアスファルト舗装の単価は「平米単価 × 舗装を行う面積」で計算します。よって、平米単価がわかるとアスファルト舗装の大まかな費用がわかります。注意点として覚えておきたいのは、アスファルト舗装には以下の平米単価があることです。

・アスファルトを敷きならす平米単価
・路地をつくるための平米単価

以上のほかにも、人件費や工事代、車両代、機械代などがかかります。なお、アスファルト舗装の単価相場は1平米あたり3,000〜7,000円、平均的に見ると5,000円程度です。

ただし、アスファルト舗装の単価は、施工面積、地域、地盤の良し悪し、施工の難易度などにより大きく異なります。場合により5倍程度の単価差になることもあるでしょう。

参考までにアスファルト舗装の費用目安をご紹介すると、車1台分(約13㎡)で40,000〜90,000円です。ただし、駐車場の場合は通行するスペースも舗装する場合は、その面積も考慮して費用を検討する必要があります。

まとめ

アスファルト舗装とは、主としてアスファルト混合物を材料とする舗装です。コンクリート舗装などに比べて施工期間が短く、初期費用が安いという特徴があります。また、場所によって最適なものを選ぶことができる便利な舗装方法といえるでしょう。

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