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2022.4.14

建災防(建設業労働災害防止協会)とは?目的や取り組み、実施している講習などを紹介

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建設業界に携わる方の中には、「建災防(建設業労働災害防止協会)」についてご存知の方もいるのではないでしょうか?
建災防はその名の通り、建設業における労働災害防止のために様々な取り組みを行っている団体のことです。労働災害防止のための規定を作っていたり、各種技能講習・教育を実施していたりなど、建設業従事者の役に立つ多くの活動を行っています。

今回はそんな建災防が行っている「安全管理・技術支援」の取り組みや、実施している講座・講習などを紹介します。作業中の安全管理や労災防止について学びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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建災防(建設業労働災害防止協会)とは?

建災防とは、建設業の事業主・団体が会員となって形成した特別民間法人です。

昭和39年に労働災害防止団体等に関する法律が発布されたことを受けて設立され、以降は建設業における労働災害の根絶を目的に、労働者に対して安全及び衛星についての援助・指導を行ったり、技能講習や特別教育を実施していたりなど、様々な活動に取り組んでいます。

建災防が行っている数々の取り組みについては、ホームページで確認できます。

建設業労働災害防止協会(建災防) ホームページ

建災防が行っている安全管理・技術支援

建災防は、労働災害防止のために様々な周知を行っています。ここでは、建災防が行っている安全管理・技術支援の取り組みをいくつか紹介します。

労働災害防止規定

労働災害防止規定は、建災防が労働災害防止を目的に制定した規定です。昭和41年に制定されて以降、何度も改正が重ねられ、令和2年2月3日に適用されている内容が最新のものになります。

労働災害防止規定では、労働災害の防止に際し、設備や作業の実施方法についての具体的な処置が定められており、建災防の会員には遵守義務が課せられています。

ただ、会員でなくても参考にすべき点も多いので、一度目を通してみることをおすすめします。

労働災害防止規定についての詳細はこちらのホームページから確認できます。
労働災害防止規定

安全衛生技術支援

建災防では、建設業者の安全衛生水準の向上を目的に、安全管理士・衛生管理士や安全指導者による支援を行っています。

建災防の安全管理士・衛生管理士が実際に建設現場で指導を行ってくれたり、講習会の講師として指導してくれたりなど、労働災害防止に関する適切なアドバイスをもらうことができます。

安全管理士・衛生管理士や安全指導者による支援の詳細は下記から確認できます。
安全衛生技術支援

建災防が実施している主な講座・講習

建災防は、様々な講座・講習を実施しています。

これには技術の向上を促す目的もありますが、しっかりとした知識や技術を身につけることで労働災害を減らすことも目的の1つです。

ここでは、主な建設関連の講習を5つほど紹介していきます。今回紹介する講習以外にも様々な講習や講座を実施しているので、どんなものがあるのかは下記サイトで確認してみてください。
技能講習・各種教育のご案内

職長・安全衛生責任者能力向上教育

現場の安全衛生を確保するうえで重要なのが、職長の教育です。職長が労働災害防止対策を意識して取り組むことで、現場の安全意識が高まります。

労働安全衛生法でも「職長教育」が義務付けられており、厚生労働省も優良な職長への顕彰の実施しているなど、国が職長の教育に力を入れていることが分かります。

この講習を修了した方にはステッカーが交付されるので、現場でもひと目で分かるようになっています。

受講対象者は、職長・安全衛生責任者の職務に従事することとなった後概ね5年、もしくは機械設備などに大幅な変更のあったときです。

詳細はこちらのホームページをご覧ください。
職長・安全衛生責任者能力向上教育開催のご案内

建設従事者教育

建設従事者教育では、受講者が実際に日々作業している建設現場で実施される実技体験メインのカリキュラムです。

実技体験訓練には、「土砂崩壊の体験」「重機の死角確認」「フルハーネス型安全帯のぶら下がり体験」などが含まれており、日常業務のどの部分に危険が潜んでいるのかを体感できる内容になっています。

業務に慣れが生じると、一瞬の気の緩みから危険につながる行動をとりかねません。気を引き締めるという意味でも、定期的に実施して安全意識の向上を図るとよいでしょう。

建設従事者教育の実施についてや、受講した作業員の声などはこちらをご覧ください。
建設従事者教育 -不安全行動防止のために-

フルハーネス型安全帯使用作業特別教育

建設現場では高所で作業をする機会があり、高所からの墜落防止のための装置としてフルハーネス型のものを用いて作業を行う場合があります。

厚生労働省では、一部改正が行われた「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」が公表されています。これに伴い建災防では「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育」を開催しており、事故の発生防止に努めています。

講座の開催日程や、リーフレットやパンフレットについては下記のページをご覧ください。
「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育」について

講習では、従来のガイドラインとの違いや墜落制止用器具の使用方法に関するレクチャーなどが行われます。

玉掛け技能講習

建設現場では、重い荷物をクレーンで持ち上げて移動をしなければならない時があります。

その際に、フックに荷物をかけたり外したりする作業を玉掛けと言いますが、玉掛けを安全に行うためには決められた講習を受ける必要があります。

玉掛けの講習の中でも1t以上の荷物を扱う作業の場合、「玉掛け技能講習」を受講する必要があります。講習は学科12時間、実技7時間の計19時間が必要になり、講習を終了することで玉掛けの業務に従事することができます。

玉掛け技能講習の日程やエリア、支部Webサイトに関してはこちらをご覧ください。
玉掛け技能講習

建設工事の職場環境改善実施担当者講習講師養成講座

建設現場においては、定期的なストレスチェックも重要です。過度にストレスを抱えた状態で作業をすると、思わぬ事故を引き起こしてしまう可能性も考えられます。

建災防では、建設現場のメンタルヘルス対策として「建災防方式健康KY・無記名ストレスチェック」を推進しています。

この講座を通してメンタルヘルス対策や働きやすい現場の作り方について学ぶことができるので、現場を管理する役割を持つ人におすすめの講座です。

職場環境改善実施担当者講習講師養成講座の受講料や講習日程などは下記をご覧ください。
建設工事の職場環境改善実施担当者講習講師養成講座

講習を受けるメリット

建災防が実施している講座はどれも労働災害防止に役立つものです。講習を受けることで高い安全意識を持って作業に取り組めるようになります。

また、今後のキャリアアップを考える際にも、講習を受講する事で有利に働く場合があります。

ここでは、改めて講習を受けるメリットを紹介します。様々なメリットが得られるので、ぜひ講習を受けてみてはいかがでしょうか。

スキルが明確になる

講習を受講することで、カードや証明書が発行されます。これらを持つことで、自分が保有しているスキルが明確になるため、仕事を任されやすくなります。

どんどん仕事を任せてもらえるようになるということは、昇進や昇級にもつながる可能性が高くなります。

まとめ

今回は、労働災害防止のために様々な取り組みを行っている建災防について紹介しました。「意外にもこんな取り組みを行っているんだ」と思った方もいたのではないでしょうか。

建災防は労働災害防止に向けて様々な活動を行っています。ホームページでは、労働災害防止規程など建設業にとって役に立つ情報も多く掲載されているので、建設業に携わる方は1度目を通しておくことをおすすめします。

建災防が実施している講習の中で、参加したい講習などがあれば申し込んでみるのもよいでしょう。
現場の安全を守るためにも、労働災害防止に関するリテラシーを高めていきましょう。

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