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2023.1.23

【現役講師が解説】第2種電気工事士試験突破のコツをご紹介

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はじめまして、株式会社さくら電気クリエートの横山と申します。私は同社の関連する一般社団法人日本プロ電気工事協会が開催する電気工事士試験の講習で講師をつとめています。
「現場でできる仕事の幅を広げる為に第2種電気工事士を取りたい」
「第2種電気工事士を取って資格手当で給料を増やしたい」
こういった理由から、電気工事士の資格に興味をお持ちの建設業の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一方で、「試験勉強が難しそう」や「勉強に時間を割けない」といった声もお聞きします。

そんな方に向けて、こちらの記事では、電気工事士の資格取得について解説していきたいと思います。

また、さくら電気クリエートではYouTubeチャンネルで第2種電気工事士の資格取得について動画で解説しています。もしよろしければそちらもご参照ください。(※URLは記事下にあります)

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そもそも第2種電気工事士ってどんな資格?

まずは具体的な話の前に、第2種電気工事士について解説していきたいと思います。電気工事士は第1種電気工事士と第2種電気工事士の2つがあり、第2種電気工事士は下位資格になります。

それぞれの違いは、現場で扱う工事の範囲が変わってくることです。第1種は低圧に加え600V以上の高圧受電設備の電気工事を扱う事ができますが、第2種電気工事士は600V以下の低圧受電設備の電気工事を行う事ができます。
電気工事士の資格の種類についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
電気工事に必要な資格は?種類や取得方法を解説

ここで言う受電とは、電力会社さんが送電線で送っている電気を各建物に引き込む事をいいます。この時の電圧が600V以下のものを低圧といいます。

例えば一般家庭であれば600V以下の低圧(主に100V、200V)で受電工事ができ、大型のマンションやビルを立てる際は600V以上の高圧で受電するといった感じです。(必ずしも戸建てとマンションやビルで分かれるわけではないですが)

ここで少しややこしいのが、例えばマンションで建物の中にマンションオーナー所有の変圧設備を置いて、そこで低圧に変圧して各部屋に電気を送る場合、部屋の中で低圧の電気工事をする場合でも、高圧の工事に関わるということで必要な資格は第1種電気工事士になります

また、電気には直流と交流があり、受電する時は多くの場合は交流になります。そして、直流で750V以下が交流での600V以下になります。

そのため、第2種電気工事士の工事範囲は「電力会社が所有している設備で低圧に変圧され、低圧で受電した設備の電気工事(直流750V以下、交流600V以下)」となります。

電気工事士の資格は経済産業省が作った資格ではありますが、そこで発生する労働災害については厚生労働省が管轄していますので、試験にあたってはその両面についての知識が必要になります。

こういったお話をすると「受験勉強が嫌いだからやる気がおきない」や「仕事が忙しくて時間が割けない」といった方もいらっしゃるかと思います。

ですが、第2種電気工事士、その中でも筆記についてはいくつか抑えるべきポイントを抑えておけば、勉強が苦手な方や時間の無い方でも合格を狙う事は可能です。

第2種電気工事士資格取得のメリット

実は、第2種電気工事士資格取得には低圧の電気工事ができる以外にも大きなメリットがあります。それは、「認定電気工事従事者」資格の取得難易度が下がる事です。

認定電気工事従事者の資格を持っていれば、先述のような高圧受電のマンション内で低圧に変圧した設備の低圧部分の電気工事も行う事ができます

認定電気工事従事者は、第2種電気工事士の資格を持っていれば1日の講習を請けるだけで取れるようになりますが、第2種電気工事士をの資格を持っていないと電気工事補助作業の経験が3年以上必要だったりと、取得のハードルが高くなります。そういう意味でも、第2種電気工事士はお得な資格といえます。

筆記試験を攻略する際のポイント

次に、筆記試験を攻略する際の具体的なポイントについて解説します。

勉強時間は暗記問題を中心に行えば40時間あれば確実

「何から手をつけたらいいか分からない」という方は、まずは試験日までに40時間の勉強時間を確保するようにしましょう。

私は色んな受験生の方を見てきましたが、今まで40時間以上勉強をして落ちた人は見たことがないです

もちろん、中にはもっと短い勉強時間で資格取得できる方も多くいらっしゃいますが、確実な目安としては40時間の時間が取れるかどうかを考えてみるといいでしょう。

計算問題が苦手な方は問題の取捨選択をする

「文系で数字を見ると頭に入らない」といった方もいらっしゃるかと思いますが、そんな方でも合格を狙う事は可能です。

第2種電気工事士の筆記試験は、全部で50問あり、その中で1-10問が計算問題になっています。これはルートの計算や三平方の定理など、数学の知識が求められますので、数学が苦手な方がここで得点を取るのは難しいでしょう。

ですが、11〜30問が知識の問題で、30〜50問が配線図を読み解く問題や実際に図を書く問題になります。

そのため、計算問題を意図的に避けた上で、知識問題と配線図の問題に注力すれば、十分に合格点を取る事は可能です。

第2種電気工事士のテキストは上記出題の順番に書かれている事が多く、最初に計算問題にあたってしまって挫折する方も多いですが、試験に合格するという意味ではあえて計算問題を捨てて、その他の問題に注力する事をおすすめします

暗記が苦手な方はYouTubeの動画を見て理解をする

「ちゃんと理解しないと頭に入らない」という方は動画による解説を聞く事がおすすめです。

さくら電気クリエートのYouTubeに限らず、YouTubeではさまざまな方が第2種電気工事士の資格について解説しています。

また、現場目線でその知識が仕事でどう活きるかまで解説していたりしますので、電気工事の補助をされている方などはそういった動画を見ると効率的です

まとまった時間が取れない方はスキマ時間を使う

40時間の勉強をすれば確実に合格できると言っても、1日で5時間も勉強しようと思ったら体力的にキツいですよね。また、それだけまとまった時間を取る事ができない人も多くいらっしゃるかと思います。

そういう方は、1日30分ずつ、仕事終わりや通勤時間などで構わないので勉強を進めていきましょう。

例えば複線図を描く問題は慣れとしっかりした勉強が必要になりますので、例題を解いたり過去問をやったりすると効率的です。過去問は電気工事士の試験センターのwebサイトに10年分の過去問があるので、そちらを使えば無料で過去問を入手できます。

勉強の習慣が無い方は環境を変える

「そもそも勉強すること自体が苦手」という方には、日本プロ電気工事協会のような団体や企業が主催する講習会をお勧めします。例えば日本プロ電気工事協会の講座は有料にはなりますが、「絶対に勉強せざるを得ない」状況を作ることができます。

講習会自体も初心者でも分かりやすいカリキュラムを組んでいます。

万が一試験に落ちた場合の合格保証(再受講が大幅割引)等も行っている為、独学が難しいと感じる方はぜひご活用ください。

勉強に対するモチベーションを維持するのが難しい方は、どこかで躓いた時に勉強を諦めてしまう事が多いですので、途中で勉強を挫折してしまいそうという方は外部の講座を受講する事をお勧めします

技能試験については特に外部の講座がおすすめ

筆記試験に合格したら、今度は1ヶ月後に技能試験があります。技能試験はまた試験の内容が大きく変わってきますし、会社に技能用の設備がない限り、独学で勉強するのは難しいです。

独学用に実技のキットもありますが、そもそも電気工事の実務を知らない方の場合、工具の扱いが分からなかったり、どういうミスをしてしまうとNGなのかという事が分からなかったりします。

また、現場で電気工事の実務を見ている方でも、試験の意図に合わない実技をしてしまうケースもあります。

そういった意味でも、技能試験については外部の講習会をおすすめします。ですが、筆記試験の合格発表のタイミングで講習会の予約をしようとしても満席になっている事が多い為、筆記試験の際に問題用紙に自分の解答を写して持って帰り、翌日に発表される解答で自己採点をして、合格点に達していたら(合格ラインが引き下げられる場合もある為、50点後半でも合格の可能性が有ります)早めに予約しておきましょう。

せっかく筆記に受かったなら、そのまま実技も1発で合格してしまいたいですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。第2種電気工事士の資格があれば、例えば一人親方のクロス屋さんがクロス貼りと一緒に電気工事もできたりと、仕事の幅を広げることができます。

また、会社員であれば資格手当で給与が上がったりする事もあります。これらのメリットは、早めに資格を取っておいた方が積み重なって大きくなります。

また、電気工事の見習いをしている方も、電気工事士の資格を取る事で配線の接続ができるようになり、自分でできる仕事の範囲が広がることでモチベーションアップが見込めます。

ぜひ、第2種電気工事士の資格にチャレンジしてみてください。

〔文/横山 怜人 編集・構成/赤木 勇太〕

一般社団法人日本プロ電気工事士協会HP:https://www.denki-pro-japan.com/
さくら電気工事士チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCEsHfr1BB3XWC1mCslJ_2vA

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