プルーフローリングとは道路工事の際に行われる検査の一種です。道路工事の施工が完了した後に、施工品質の検証をするために行う試験です。試験の際にはダンプトラックやローラー車を走行させ、たわみの有無の確認を行います。

また、この時に走行する車両は道路面の締固めの効果もあります。走行速度はおおよそ時速2kmほどで、道路面のたわみ確認は目視で行います。この試験を実施することで、供用開始前に不良箇所等を洗い出すことができるため、未然に事故を防ぐことができ、道路工事には欠かせないものとなっております。

この試験により不良個所が確認できた場合には、ベンゲルマンビームという測定器で沈下量等の測定を行い、基準値以上の数値が測定できた場合には、土の入れ替え等再施工を行い対応します。