塗装工事とは、構造物に塗料または塗材を塗装する工事を指します。目的は材料によって様々です。主な目的は、外的要因から構造物を劣化させないようにすることと外観を良くすることになります。

外観を良くするためには、その他のエクステリアなどに合わせた色を選択すればよいのですが、性能を選択する必要があります。塗装の性能は、材料と職人さんの腕によって決まります。したがって、初期費用だけで、材料と職人さんを選ぶと、結局メンテナンスに費用がかかってしまうので気をつけましょう。

材料は、部位によって様々ですが、例えば屋根だとウレタン、シリコン、フッ素、無機などの材料があります。それぞれ耐久性能が異なり、メンテナンスが必要となる期間が変わります。初期費用とメンテナンス費用を鑑みて、材料を選定する必要があります。

作業の内容は、足場組立、下地処理、塗装、足場解体になります。塗装は一度のみではなく何度かに分けて塗装します。下塗り、中塗り、上塗りという工程に分かれるのが一般的です。下塗りは下地処理との調整、中塗りは上塗りの補強、上塗りは仕上げになります。各工程でしっかりと乾燥させないと品質が悪くなります。また塗装工事は高所作業になる事が多いので、安全管理には十分注意しましょう。