チャンバーとは、空調ダクト用の空気室のことで、騒音を吸収したり、空気の混合や分岐などを目的として設けられる箱状の装置のことです。チャンバーボックスと呼ばれることもあります。通常は、人の目につかない場所に設置されているので、一般的にはあまりなじみのない製品です。床下チャンバー方式とは、OAフロア内をチャンバーボックスとして空調するものを指します。

また、チャンバーボックス内には、空気の乱れによる騒音の吸収を目的として、グラスウールが内貼りしてあります。内貼りすることで、消音効果と保温断熱効果を得られます。空気の乱れを低減させる目的で設けられるので、制気口の前に設置することが多い傾向です。他にも、床置き直吹形の空調機の吹出口や、フレキシブルダクトの分岐部分などにも利用されています。

その他、チャンバーボックスにおいては、国土交通省の公共建築工事標準図によってサイズの例が公開されており、ネック径が200Φ以下の場合は、W400×D400×H250で、ネック径が200Φを超える場合は、W500×D500×H300です。それ以外を選ぶこともできますが、その場合については設計者が決める必要があります。