日本語では暗渠(あんきょ)といいます。そのほとんどはコンクリート製となっており、水路やトンネルを作る際に使用されるため、土木工事で目にすることの多い建築設備です。

小規模な水路として使用される幅30cm程度のものから、トンネルに使用される幅10mを超えるものまで、大小様々な規格があります。形状は四角形から筒状、アーチ状と様々で用途によって使用方法や設置場所も異なります。筒状のものはほとんどが地中埋設として施工されるため日常生活で見かけることはほとんどありません。

カルバートはコンクリート製となりますが、工場で製品化されたものがほとんどのため、現場での施工はカルバート間の緊結となります。また、カルバートの基礎は多くが直接基礎となり、底盤は下から砕石、敷コンクリート、モルタルで形成されます。