あらいだしとは、外壁や塀を建てるときの仕上げの一種。コンクリートを外壁や塀に塗り、あるときは中に砂や石を埋めて半分乾燥させます。そのうえで、表面を水や薬で洗い美しく仕上げる手法です。なお、漢字では「洗い出し」と書きます。

あらいだしを行う理由は、風合いのよさやひび割れに強くなる事、防火性が上がる事などがあります。
建築業界において、あらいだしを担当することになるのは「現場作業員」です。その中でも、「左官技術者」があらいだしを主導するケースは少なくありません。

そもそもあらいだしは左官技法のひとつでもあり、手動で作業すれば壁に自然な肌合いが増します。ただし、それほどまでに美しく仕上げるには高度な左官の技術が必要とされるでしょう。そのほかでは、「建築デザイナー」もあらいだしに関係しています。建造物において、どの部分をあらいだしで仕上げるか決めるのはデザイナーの仕事だからです。