「はい作業」とは、倉庫などで荷物を移動させたりする作業のこと。建築業界においては、木材や鉄筋といった建築資材などを扱う作業となる。この場合の「はい」とは、倉庫や資材置き場に積み上げられた荷物のひとまとまりを指す。
「はい作業」に含まれるのは、荷物を規則正しく積み上げる「はい付け」や、荷物を移動させるために積み上げた物を崩していく「はい崩し」など。2m以上積み上げた荷物の上で荷を解く作業も「はい作業」として扱われる。

法律で定められた国家資格に「はい作業主任者」があり、18歳以上で3年以上のはい作業の経験がある者が受験資格を得る。2日間の技能講習後に修了試験が行われ、合格点を取ったものが資格を取得できる。試験はそれほど難しいものではなく、合格率は100%に近い。

はい作業の現場に専門家を置かない事例も見られるが、建築資材を2m以上積み上げるはい作業を実施する場合には、はい作業主任者を置かなければならない。はい作業に従事する者にも、安全衛生教育が義務付けられている。
はい作業主任者は、まず作業する場所の安全を確保してから、作業する順序を決める。1.5m以上の高さがある場所では保護帽を着用させるなど、安全に配慮しながら作業を指揮する。クレーンやフォークリフトなど、作業に使用する器具が安全に使用できるかを点検しなければならない。