建築物の継ぎ目やすき間を埋めるために注入する、コーキング剤を押し出すための機械をコーキングガンと呼ぶ。
コーキング剤はシリコン製やアクリル製、ポリウレタン製などがある。2つ以上の液体を混合する多成分型(2液性など)と、事前に混合してある1成分型(1液性)がある。空気に触れると硬化し始めて、気密性・防水性・耐久性が生まれる。
コーキング剤は建材の固定やサイディング材のひび割れ防止などに使う。雨漏りの応急処置用に使うこともあります。
コーキング剤に似たもので、シーリング材がある。厳密には違いがあるのだが、現在では同じ意味で使われることが多い。建設会社や職人ごとで呼び方が変わっているのが実情です。
カートリッジタイプのコーキング剤を使用するには、まずノズルの先端をカッターなどで外し、カートリッジをコーキングガンに取り付ける。コーキングする部分にノズルを当てたらレバーを引き、コーキング剤を押し出す。コーキングする場所以外は養生テープで保護し、ヘラでコーキングをならすなどで作業の効率化が図れる。
コーキングガンには、手動式と電動式、空圧(エアー)式の3種類がある。カートリッジの大きさは330mlもしくは333mlが大半。600mlや800mlも販売されてます。