軽石は、火山からふき出した溶岩が急速に冷えてできた、白色ないし灰色の岩石である。火山ガスが噴出した時にできた小さな穴が無数にあり、きわめてもろい。

軽くて水に浮く性質があるため、太平洋沖で噴火した海底火山の軽石が日本の各地に大量に漂着し、大きな問題となっています。しかしながら、有害物質の含有値が国の定める環境基準値以下だったため、建築資材として利用できるかどうか研究されています。

世界では、半数近くの軽石の埋蔵量がトルコにあるとされ、その9割が建築で使用されている。古代ローマでも、軽石をローマンコンクリートの骨材や断熱材として利用していたという歴史がある。園芸でも、多孔質により保水性が良いため、園芸用土や土壌改良材として利用されている。

断熱性・遮音性のある軽石は、建材としても重宝されている。浴槽の断熱材としたり、壁材として壁面に貼り付けたりします。また、軽量コンクリートの骨材としても用いられます。

昨今では人工軽石といえる軽量資材も作られるようになった。粒状の廃ガラスと発泡剤などを混ぜて練ったものを高温で焼いて製造します。人工軽石が軽量である性質を生かして、断熱材や軽量盛土材、緑化資材・暗渠排水資材・土壌改良材・水質浄化材などに利用する動きがあります。