インターロッキングブロックは、道路や公共スペースなどの舗装に用いられるブロックの一種です。荷重がかかった時に目地を介してブロック同士がかみ合って、荷重が分散されます。雨水が地面に染み込みやすいため、都市型水害や地盤沈下を緩和できるというメリットがあります。また、さまざまな種類があるのも特徴のひとつです。
「スタンダードタイプ」を筆頭に、「緑化ブロック」や「リサイクルインターロッキングブロック」などがあります。よって、さまざまな用途に合わせて利用できることも魅力です。しかし、弱点もあります。例えば、頻繁に荷重のかかるような場所では、ブロックが凹んでしまい水たまりができてしまうこともあります。さらに、施工当初はきれいに保たれていても、時間が経つと目地の部分から雑草が生えてくることもあります。弱点を補うためにはメンテナンスが必要です。メンテナンスが必要であることは、インターロッキングブロックのデメリットといえます。
その他、一般的な施工方法はまずクッション砂敷き込みを行います。次に、インターロッキングブロックの敷き込みとコーナー部分の仕上げと目地詰めを実施。敷き詰めたブロックの上を締め固め用機械によって転圧します。最後に空隙部分に乾燥した砂をほうきなどで目地詰めして施工完了です。