胴縁とは(どうぶち)と読み、壁などに使用する木材に使用されます。一般的に、合板やサイディング壁の強度を高める目的で使います。強度のない水平材の曲がりを防ぐ、大切な存在だと言えるのです。また、台風による暴風に耐えるよう強度を増す役割もあります。

胴縁の特徴には、次のようなものが挙げられます。まず、外壁と壁の間に通気層を設ける工法に使用される点です。通気を設けることで、外壁に空気の通り道を作ることができます。これにより、家全体の湿度を保つことが出来るようになるのです。次に、胴縁には2種類あり、縦か横に施工するものに分かれます。これは、壁の構造によって使い分けをするためです。例えば、縦方向の壁なら胴縁を横にし風圧に耐える施工にします。

ただし、一般的な住宅では胴縁は必要ですが、例外も存在します。例えば、外壁材単体で風圧に耐えられる構造の建物などです。ここで言う風圧は、暴風などによる建物にかかる圧力のことです。建築基準法では、速度圧と風力係数をかけた値で求めます。

適切な胴縁を選定するには、荷重や断面算定などが関係します。したがって、構造設計者としては詳しい知識が必須です。設計士や職人にとっては、切り離せない部材だと言えます。