面木(めんぎ)は、コンクリート構造物の角部分の面を取るための材料で、コンクリートを打設する際に用いられます。角が45度の三角形をしている細い棒のことです。かつて木材から切り出していたので、面の木で面木と呼ばれるようになりました。コンクリートの角が欠けないようにしたり、人が接触してけがをしてしまうことを防ぐなどの役割を担っています。材質は、「木製」、「発泡プラスチック製」、「ゴム製」の3つに分かれています。主に、木製と発泡プラスチック製を中心として使われる傾向があります。木製は使いやすく価格も比較的良心的で、現場でも多くの職人に利用されています。ただし、耐久性が弱く、一度曲がれば同じものは利用できません。一方、発泡プラスチック製は耐久性が高いのが特徴です。しかし、価格がやや高めなので注意が必要です。

また、コンクリートの打設に面木を用いることで、デザインが作れるため見た目が良くなるメリットがあります。さらに、コンクリートブロックの欠損を減らせるのも魅力です。角が残っている場合、加圧することで壊れやすくなるので注意が必要です。その他、素材は豊富にある面木ですが、消耗品であるため大切に扱わなければ長く使用できません。

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