鋤簾とは土木工事などで使用される道具のことをいいます。鍬に似ているのですが、鍬よりも刃が短くなっており、幅が広い形状なので土やセメントなど様々な物をすくい上げる時に使う道具です。

スコップの形にも似ていて、日本独自の道具であることから別名「和製スコップ」とも呼ばれています。形や柄の長さ、重さなど鋤簾1つとっても様々な物があります。すくい上げる時に使う鋤簾とは限らず、水路を掃除する時に使う鋤簾は水抜きの穴が開いている物だったり、海水を含まれている泥などを撤去する場合錆びにくいステンレスタイプの物を使ったり、考古学者が発掘調査をする時に先端が刃になっているタイプの鋤簾を使う事もあります。

このように使う場所によって鋤簾も様々な形の物があります。ホームセンターに売っている物なので、自分にあった鋤簾をさがす事は可能となっております。また、工事で使うだけでなく一般の方も鋤簾は使う場面があり、家庭菜園で耕作する場合に鋤簾を農具として使う事があります。鋤簾の先端が刃になっているタイプを使い徐草する事もできます。

潮干狩りに適した鋤簾も販売されていて潮干狩りで使う人もいます。スコップなどよりも1かきの大きさが違うのでより多くの貝が獲れます。