PSEマークは電気用品安全法に基づいた電気用品に付いています。PはProduct、SはSafetyの略です。EはElectrical Appliancesの略です。Electrical Materialsの略です。電気用品安全法は電気用品の安全性確保について定める法律で、電気用品の製造・輸入・販売について規制する法律でもあります。製造販売事業者の自主的な活動を求めて危険や障害を防止します。

PSEマークは全ての電気用品に付けられるわけではありません。特に安全性を重視すべき、116品目が指定されており、電気温水器やACアダプター、電源ケーブルなどです。ゴム系や合成樹脂系の絶縁電線類、ヒューズなども該当します。登録検査機関による適合性検査と工場検査が必ず求められ、検査に合格した製品には、菱形のPSEマークが付けられます。

また、特定電気用品以外の電気用品に指定された341品目もあり、モバイルバッテリーや音響機器などが当てはまります。こちらは第三者機関での検査は任意となります。外部の検査機関や自主検査を行い、基準を満たすか確認できます。電気用品安全法の基準を満たせば丸形のPSEマークを付けることができます。

一定の電気用品は、PSEマークを得ることが必要です。製造メーカーや輸入業者だけでなく、販売業者の義務もあります。PSEマークを確認してから販売しなくてはなりません。