O&Mとは太陽光発電のメンテナンスのことで、Operation & Maintenanceの略です。
太陽光発電で主なのがソーラーパネルですが、必ず劣化し故障します。
第3者のいたずらや台風などの天災による故障もあります。
故障してしまうと発電量が減ったり、漏電からの火災などが発生する可能性があります。
O&Mは故障・不具合を未然に防ぎ、長期的な安定供給をするために保守点検をします。
2017年から改正FIT法が適用され、太陽光発電設備のメンテナンスが義務化されました。
改正FIT法では「太陽光発電事業として、適切な維持管理・保守管理を行うこと」が明記されました。
違反した場合、認定取り消しの処分や改善命令が下される可能性もあります。
つまり、太陽光発電設備を持っている場合はO&Mが必須となりました。
O&Mの具体的な内容は主に4つあり、監視・復旧・点検・サイト管理となります。
監視とは遠隔管理システムを使用し故障や不具合を検知した際アラートを出します。
復旧とはアラートを検知し現場に行き復旧作業をします。
点検とは言葉の通り設備機器を点検する作業です。
サイト管理とは太陽光パネルの汚れの清掃や、雑草などの処理作業のことをいいます。