「mixed」とは、「混ざった」「混合の」などの意味を持つ英単語である。カタカナで表記する場合は、「ミクスト」または「ミックスド」となる。
「レディーミクストコンクリート」(ready-mixed concrete)とは、工場でセメントや骨材を混ぜた状態のコンクリートで、まだ固まっていない打設前のものをいう。「レミコン」とも略される。
「生コン」と「レディーミクストコンクリート」は同じものと言って良い。しかし、「フレッシュコンクリート」と「レディーミクストコンクリート」は区別すべきである。「フレッシュコンクリート」がまだ固まっていないコンクリート全般を指すのに対して、「レディーミクストコンクリート」は工場で練り混ぜられたものに限られるからである。
「ミックスドリアリティ」(Mixed Reality)は「MR」と略されることが多い。日本語で「複合現実」と訳される。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)と対比されるが、MRはその中間とも位置付けられる。
建築業界では、設計の段階でミックスドリアリティ(MR)が用いられる。工事関係者が現場に行かなくても、MR技術による立体画像でイメージを共有できる。ゴーグルなどのデバイスを使用することで、設計図などの資料を見ることも可能となる。