均しコンクリートとは、構造物の下部に敷きならすコンクリートのことを指します。通常、100mmの厚さで構築し、構造物を構築する際の墨出しができるようにすることが目的になります。その他に防水、型枠の施工を可能とすることも目的になります。均しコンクリートの下には砕石を敷きならすことが一般的で、その厚さは200mmが標準です。構造物の重量による荷重を一様に伝達させることが目的になります。

均しコンクリートの材料は本体コンクリートの材料と区別することが多いです。均しコンクリートの設計強度は、本体コンクリートよりも低く、18N/mm2とする場合が多いです。均しコンクリートは構造部材ではないので、強度が不要であることと、強度が低い方がセメント量が少なく経済的であることが理由になります。

土木工事では、均しコンクリートを捨て梁として、土留め支保工を撤去する場合があります。捨て梁とは、土留め壁を押さえる梁のことを指します。この時、均しコンクリートは200〜300mmとし、土留め支保工撤去時の反力を十分受け持てるかどうかの設計検討が必要になります。この時、土留め壁と土留め壁の間を均しコンクリートでつなげて、捨て梁として機能させる必要があるので注意しましょう。