ラミネート加工とは、紙をフィルムで覆うことで表面に水をはじく効果をもたせたものを言う。完全に防水できるものではないので、水場で使用する時はフィルム素材に耐水のものを選ぶと良い。

ラミネート加工の種類が大きく分けて2つあり、あり、紙の片面だけ加工するコールドラミネートと 両面を加工するホットラミネートがある。コールドラミネートは、紫外線カットがされてい て長期間使用するのに適している。ツヤがあるもの(グロス)とツヤがないもの(マット)があ る。 ホットラミネートは紙の裏表両面からしっかり熱圧着するので、防水力があがる。ラミネート加工の方法は、①業者に依頼する②業者のラミネーターを借り店舗で行う③ラミネーターを 購入し社内で行う、の3つである。 最近では、ラミネートよりラミフリーと言われるレーザープリンターやレーザータイプカラー複合 機でプリントできる耐水紙が使用されている。ラミフリーの構造は、紙を特殊なフィルムで挟ん でいて、完全防水加工となる。ラミネート作業の手間が削減できる。

一般的にラミネート加工が禁止されているものは、紙幣・切手などの有価証券。公文書をラミ ネート加工すると文書の効力が失われる。業者によって加工ができない用紙もある。

ラミネーター