JW CADは、Windowsで動作する2次元汎用CADです。無料で商用利用が可能なので、低コストで活用できます。JW CADは建築士が開発に関わっており、建築関連の便利な機能が多く、建築汎用CADとして人気です。操作も簡単で、紙に製図版で作図するような感覚で使えます。

直線コマンドや四角コマンドを使うことで簡単に作図ができ、ラインや塗りつぶし、寸法なども決めやすいです。線種のカスタマイズやレイヤー設定もスムーズです。2.5Dコマンドを使えばパース的な立体図面も作成可能です。また、平面図に高さを、立面図には奥行と位置の設定ができます。透視図、鳥瞰図、アイソメ図をワイヤーフレームで作成可能です。

日影コマンドを使うと、日影図や等時間日影図の作成が可能です。指定点の日影時間の計算、壁面の日影の計算もスムーズです。日影の計算は、確認申請など建築実務に欠かせません。JW CADを使えば簡単に計算できます。

包絡処理コマンドは、囲んだ範囲の線の交点を認識する機能です。輪郭だけ残せるので、壁や柱を簡単に描けるのが便利です。建具平面・建具断面・建具立面コマンドも、利便性に優れます。建具の平面図や立面図、断面図を簡単に作れるためです。

天空コマンドは、天空図の作成や太陽軌跡図の作成ができます。天空率の計算もできます。

三斜による面積計算から天空率を求めることも可能です。