絶縁とは、電気における用語のことです。電気機器や電気回路で発生する電気・電流を遮断するという意味です。

「絶縁されている」と表現する場合の意味合いとしては「感電しない」・「電気が漏れない」ように施工・工事されているのか。ということになります。
絶縁という用語ではイメージが付きにくいので「絶縁体・絶縁抵抗」のようにセットで使われる用語があります。

絶縁体とは、電気を通しにくい性質を持つことになります。身近なところで「絶縁・絶縁体」を説明すると、一般家庭にある家電のコードになります。コードにはもちろん電流が流れており、そのまま触れると感電してしまうので、ビニル被覆にて覆われています。これが「絶縁体」になり、「絶縁」されているということになります。

絶縁抵抗とは、どのくらい電気を流さないように絶縁されているかを示す抵抗値になります。絶縁抵抗の数値が低くなると漏電が発生してしまい、感電や火災等の原因になるので「絶縁する=絶縁抵抗値を確保する」ということになります。絶縁抵抗値は電気保安規程により定められています。