内勤(ないきん)とは、建設会社では工事事務所以外で働く職種のことを主に言います。工事事務所の主な業務は施工管理となります。一般的に内勤の職種は事務系の事務や総務、人事、営業、経理と、技術系の研究、開発、見積、工務となります。事務は工事事務所に勤務する場合もありますが、多くは営業所、支店、本社で勤務します。
主な業務は、協力会社との下請契約、関係官庁への届出書類の作成、工事事務所の安全衛生管理体制の整備などがあります。建設工事の技術以外の仕事を行います。業務には法令に関するものも多くあり、契約に関しては民法、安全に関するものとして安全衛生法を理解する必要があります。営業の仕事は、お客様の建物に関する相談に乗りながら、建設プロジェクトの提案、お手伝いをして行きます。
経理は工事事務所での収支を管理する仕事になります。その他に一般的な企業と同様に総務や人事の仕事もあります。技術系としては、新しい工法、建材の開発を行う研究や設計および設計監理、技術管理も内勤の仕事となります。建設会社は主に工事事務所で利益を得ている業種のため、内勤は工事事務所の運営のサポートを行い、円滑な工事を行えるようにします。