スポーツの世界で身長が高いことを「タッパがある」といいますが、この言葉は日本の建築用語が由来です。日本の建築用語におけるタッパを漢字で書くと建端であり、家屋や建物の高さを意味しています。

この建端の由来は諸説ありますが、もともとは日本語ではなく外国の頂上を意味するトップが訛って出来たという変わった特徴を持ちます

昭和以前の日本の家屋は、京都で見かける木造1階建ての平屋です。その理由として日本は島国で森林地帯が多いことから材料が調達しやすいことに加えて、地震災害が多いため倒壊した際も木造1階建ての平屋であれば再建しやすいためです。

これらの要因から日本の家屋に高さを重視する必要がなかったことが、昭和以前の建築用語に建端がなかった理由です。

建端ができた理由としては、明治時代の開国により建築技法が変化したためです。明治時代における開国によって、ヨーロッパやアメリカの文化が日本に入ってきましたが、この時に英語だけでなくレンガを使ったヨーロッパ建築も伝わります。

この時に現在の主流となっている2階建ての建築技法が伝わり、日本の建築用語に高さを意味する言葉が必要になります。そこで英語のトップを活用したのですが、日本人にとって英語はなじみが浅かったことに加えて英語の発音が聞き取りづらかったのです。そのため全国に広がる過程で、聞き取りやすいように徐々訛っていった結果として建端になったのが背景です。

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