熱源とは熱を供給するみなもとの事をいいます。主に、液化石油ガス、油、都市ガス、加熱用温水及び加熱用 排ガス、蒸気などが熱源の材料となっています。また、ビルや病院、一般住宅などの建築物において、熱源を利用した設備があり冷凍機や、冷却塔、ボイラー、チラー、熱交換器など様々な物があります。

水蒸気や温水などを使い冷暖房や給湯設備に活用しております。熱源設備は、工場やビルなどの冷暖房や給湯設備において、熱交換に必要な熱を生成する役割を果たします。電気を使い、低温の物質から取り出した熱を高温の物質に移動させるヒートポンプや、燃料を燃焼させることで温水や水蒸気を供給するボイラーという熱源設備や、化石燃料を使う一般的な温水ボイラー、また、木片や木屑などの産業廃棄物を燃料とするバイオマスボイラーなどもあります。

熱源を一か所にまとめて製造し供給する地域熱供給事業で会社を運営している所もあります。地域熱供給で作られた熱源は配管などからビルや、病院などの建築物に送られていきます。一か所にまとめることで省エネルギーにする事が可能になり地球環境にも良くなり、町並みの景観も損なう事なく熱源を利用する事ができます。