入隅(いりすみ)とは、壁や板などの2つの面が接するへこみ、またはその稜線のことです。反対に出っ張った角を「出隅」(ですみ)と言います。外壁、内壁に限らず名称は入隅、出隅となります。

木造の在来工法が設計に入隅や出隅を取り入れると、対応しやすいです。また建物の内壁の入隅は、住宅をチェックするためのポイントのひとつにもなります。

部屋の角である入隅は、角部分の左右の木材を斜め45度にカットして突き合わせて仕上げます。もしも突き合わせが悪く不自然な隙間があると、直線にカットした面を垂直にあわせただけという、手間を省いた工事の可能性があります。施工業者の信頼度を測るためにも注意が必要です。

建築工事では測定する際の基準点として使用され、「出隅まで〇mm」というように長さを測定します。また、作業員間でもタイルを貼る場合に基準点から入隅や出隅まで何枚貼るかなど話し合ったりもします。

規模の大きいリフォーム工事では入隅・出隅の補修が必要になり、特に防水工事では大切です。出隅の防水で良く見受けられるのが、屋上やバルコニーの平場と立上がりが向かい合った角になり、一般的な防水工事として補強シールを貼り、ウレタン防水を行なうことが多いです。