外装工事とは、建物の外側を構築する工事です。例えば、屋根の設置、外壁の設置、防水工事が挙げられます。
人の目に映る部分であるため、デザイン性が求められます。同時に、外的劣化要因から品質を守る必要があるため、長期的な耐久性が求められます。この二面性のうち、どちらを重要とするかは施主さん次第なので、様々な商品があります。
外壁と屋根などは、家の外観イメージのほぼ全てを作る部材になります。施主さんが特に気にするところにもなりますので、施主さんの話を聞きながら最終の仕上がりのイメージを正確にすり合わせていく必要があります。同時に品質面の懸念等を伝えましょう。
大きく分けて、新規に設置する工事とメンテナンスを目的とした工事があります。外装は箇所によりますが、大体15〜20年ほどでメンテナンスが必要とされています。
特徴としては、高所作業になる部分が多いところです。建物の周りに足場を組み立てて作業を実施します。上下作業とならないか、安全帯を身につけているかなどの徹底した安全管理が必要です。
また、隣接する建物と近接している場合があります。第三者に人的、物的な被害を与えないように周辺環境の確認と対策を考えましょう。