盛り土は、斜面などの土を盛って地面を高くすることです。目的としては、宅地造成などで利用しやすくするために行います。地盤と盛り土の境は沈下しやすいため造成工事等対策が必要です。盛り土した地盤は、およそ3年から5年ほどで落ち着きます。一方、大きな石などが混ざっている場合は10年程かかるのです。また、斜面を切り取り平らな地面を作ることを切り土と言います。盛り土は、地震により崩落や液状化の被害がしばしば起きます。

盛り土の造成方法は丁張りやトンボという目印を使って行うのが一般的です。そして、地面に杭を打ち、測量をして目標の高さに印を付けます。次にT字になるよう杭の印の高さとヌキ材を合わせ固定します。この釘を印にして、ブルドーザーを使って土を押し寄せるのです。

2021年7月静岡県熱海市にて伊豆山土砂災害が発生しました。これは起点が盛り土部であり、盛り土が原因と推測されます。当時、盛り土は条例の基準を超える大量の土が盛られていました。さらに、適切な排水処理も行われていなかったことも問題でした。今回の熱海の災害で盛り土がいかに基準範囲で実施されるべきか改めて検証されました。

大規模盛度造成地マップは大規模盛り土造成地が身近にあるのを知るために作成されています。阪神淡路大震災でも盛り土の滑落被害が多発しました。そこで、国のガイドラインに沿い、各自治体で作成されています。

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