コブリス(COBRIS)とは、「Construction Byproducts Resource Information interchange System」の略称で、「建設副産物情報交換システム」のことです。建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律によって義務付けられている書類の作成をオンライン上で行えます。ネットなのでいつでもどこでも利用可能で、建設副産物の搬出先が検索できるなどの特徴があります。加えて、再資源化施設までの距離や運搬時間が検索できたり、地図上で工事情報が確認できるのが魅力です。

コブリスを利用する際は、自社のIDとパスワードが必要です。インターネット利用申請書、建設業許可証の写し、工事契約書の表紙の写しを建設副産物情報センター宛に郵送すれば、利用開始申請は完了です。その後、1週間から10日程度で、ユーザーIDと初期パスワードがメールで届きます。
システムの利用期間は、年度末の末日までなので、継続して利用する場合は更新の手続きをしなければいけません。手続きをしなかった場合は、利用停止となるので注意が必要です。

以前は、同等の機能のあるクレダスを利用しており、パソコンにソフトをインストールして、その都度ソフトを開いて利用するものでした。現在、すでに公開は終了しています。