ブルドーザーは1920年代にタイヤのある車に土工板を取り付けたのが起源と言われています。日本では1940年代に航空基地を作る目的で国が民間企業に製造を依頼したのが始まりです。その後時代の移り変わりと共に様々な改良が施され機能性に優れた車両が開発され続けています。

車体の前方部分に取り付けられたブレードで土砂を掘削しながら別の場所に運び出せるのがブルドーザーの特徴です。リッパと呼ばれる特殊な爪が備え付けられているタイプは人間による手作業では難しいとされる大型の岩などを砕くこともできます。様々な現場に対応できるようにキャタピラの形状が異なる車を複数製造しているのもブルドーザーならではの特徴です。

仕事で使われるブルドーザーは大きく乾地車と湿地車の2つの種類に分けられます。乾地車は総重量10トン前後の小型から100トンを超える大型までいくつかの車種が製造されていて、建設現場などで使用されるのがこのタイプです。

一方、湿地車は10トン前後の小型と40トン前後の中型しか製造されていません。地盤が緩んだ場所でも作業できるのが湿地車の強みになります。湿度が高い日本では雨による影響がなくても地盤が緩みがちなので、海外に比べて湿地車が活躍するケースは多めです。

ブルドーザーは建築業界だけでなく荒れ地を耕すために農業でも使用されることもあります。