交流電流とは時間の経過にともない、大きさや方向が変化する電流のこと。電気は高電圧の状態で変電所から送られるが、各家庭などに電気を送る場合、利用できるようになるまで電圧を下げる必要がある。発電所から一般家庭まで送られてくる電気も交流電流である。交流電流は英語でAlternating Currentと呼ばれ、ACと表す。

波のようにプラスとマイナスを交互に繰り返して流れている。時間の経過によって大きさも方向も変化しない電流を直流といい、プラスからマイナス方向に流れるもの。乾電池を使用すると作動する電化製品は直流電流である。ただし、交流電流のままでは使用できないこと場合が多い。そのため、交流電流から直流電流に変換することで電力が供給されている。

交流電流のデメリットは、電圧が0になる瞬間があるため安定せず、一定の電力を供給できないという点である。電流・電圧が0となる場合に電力が供給されず、発電できない。そのため、家庭で使用される電化製品の定格電圧を得るためには、実際に必要な電圧よりも高い電圧が必要となる。

一方で交流電流のメリットは、何らかの事故が発生した場合に容易に電力の供給を止められる点である。直流電流に比べて遮断が容易。これにより、遮断器・電化製品本体に負担を与えにくい。また、直流電流よりも設備に費やすコストが安くなるという点もある。