インバーターとは直流を交流に変換させるための装置を指します。家庭で使われている電源は交流で、電圧、周波数は一定です。ただ、交流の状態では電圧や周波数が変えにくく使いづらいです。
そのため交流を直流にし、再び交流にして電圧等を調整します。この直流から交流へ変換する役割がインバータです。また、インバータはモーターの回転数や、エアコンの温度、蛍光灯の明るさ等を調節することが可能です。工場のマシン制御にも活かされています。
インバータの特徴の一つが、省エネ効果が期待できる点です。直流のままだとエネルギーを無駄に消費します。そこでインバータを導入すれば効率よく使用できるのです。
インバータは稼働状況のコントロールもできます。エネルギーを調整しながら動かす事が可能です。そして無駄なくエネルギーを使う事ができます。
インバーターには電圧形と電流形の2つに分けられます。電圧形は電圧を出力するインバーターです。半導体スイッチによって直流を変換させ交流電圧を供給します。
単独では回生動作ができないため、回生用整流器が必要です。一方、電流形は電流を出力するインバーターです。電流が一方しか流れないため、帰還ダイオードは不要です。
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