オートレベルは、高さや水平を計測できる測量機器のことです。地面の高さを計測する測量機器であるレベルのひとつです。ある程度自動で水平に合わせられるという特徴があります。しかし、精密機器であるためわずかな不具合でも大きなミスにつながることがあるので注意が必要です。不具合を起こさないように、保管する場合や移動する際に、逆さや横にしないようにすると良いとされています。加えて、定期的なメンテナンスも必要です。取り扱いメーカーなどで点検してもらえます。

また、選び方にいくつかのポイントがあります。1つ目は、最短合焦距離です。最短合焦距離は、対物レンズから対象物にピントを合わせられる距離のことを意味しています。一般的に、20cmから75cm程度のものが多いです。20cmほどのものは、狭い場所で使用しやすいのが特徴です。広い場所で利用したい場合は、最短合焦距離の長いものを選びます。2つ目は、倍率です。10倍から30倍程度のものが一般的です。最短合焦距離と同様、現場の広さに合ったものを選びます。倍率が合わせやすいもの、目盛りの微調整がしやすいものが便利です。

その他、測量で使われるイメージのあるオートレベルですが、ガーデニングや家庭菜園などでも利用できます。