溶接管理技術者とは溶接する時に必要な技術知識と、施工及び管理をするにあたって必要な職務能力を持った技術者資格をもった人のことをいいます。
認定工場や官公庁が発注する工事の場合、溶接管理技術者の資格を持つ人が常駐することが必須条件になっている事があります。
そのため、溶接管理技術者をもってないと受注出来ないので資格が必要となってきます。化学プラント工場や工事現場、エネルギー施設などで活躍できる資格となっています。溶接管理技術者の資格は、特級・1級・2級と分かれていて、難易度や実務経験などがそれぞれ違います。
また、資格をとるにあたって3つ条件があり1つめの条件は満25歳以上でないといけません。2つめの条件はJISまたは公的団体が行っている溶接技能資格が必要となります。この溶接技能資格は合格率100%となっていますので、講習を受ければ手に入ります。
3つめの条件は実務経験が少なくとも3年以上必要となります。この溶接管理技術者には有効期限があり、2年間は有効です。2年目以降はサーベイランスという書類申請をすることが必須となり、さらに3年間有効になります。
それを過ぎたら再認証審査を申請しなければならず、これには筆記試験が必要となります。