コンクリート主任技士とはコンクリート全般工事の施工、管理業務だけでなく、製造、検査なども実施できる能力のある技術者であることを証明する資格のことをいいます。このコンクリート主任技士の下位にコンクリート技士という資格があります。国土交通省が出している土木工事は工場選定の条件として、
コンクリート主任技士等の技術者が常駐しなければならないという事があります。

そのため、コンクリート主任技士がなくては仕事を受注できない場合があります。また、コンクリート標準示方書という土木学会が定めている物にも、
コンクリート主任技士の配置が明記されています。資格合格率は約13%となっており難しい資格となっております。そのためこの資格をもっている事で信頼性があがり、建築現場や建設会社で土木関係に就いている人にとっては大変有利になる資格となっております。コンクリート主任技士の資格をとるにあたって3つ条件があり、必ず3つのどれかを満たしていなくてはなりません。

1つめの条件は、コンクリートの技術に関する指定されている資格をもっている事。2つめの条件は、コンクリートの技術関連業務を7年以上経験されている事。3つめの条件は、高校・高専・大学などでコンクリート技術に関する科目を履修しており、規定年数以上の実務経験がある事です。