ボルトとは、ねじの一種で側面に螺旋状の溝がきられていて頭部が四角形もしくは六角形の金物製品のことをいう。
主にボルトはナットと組合わせて部材と部材を締め付けて固定するために使用するものである。現場で使用する場合、部材の陥没防止や、ナットの緩み防止としてボルトとナットの間に座金(ワッシャー)を挟み込んで使用することが多い。
レンチやインパクトドライバーなどの工具を使用して適切な力で締め付ける。さまざまなサイズや種類が存在し、工業・建築問わずいろいろな場面でもっとも多く使用される。
アイボルト頭部が輪になっているワイヤーロープやスリングなどの吊り具を通して重量物の設置・移動時に使用される。アンカーボルト、コンクリートに穴を開け埋め込み機械や設備をコンクリートに固定する際に使用されます。
ボルトはネジ部の外径や長さ、ねじ山のピッチ、頭部の形状などで種類が分けられ、それぞれ名称も異なり使用途によって適切なものを選択し使用する必要がある。
現場では数十種類のボルトを使用することがある。特殊な形状のものを除いては単にボルトとして呼ばれることが多い。働いて間もない頃は、先輩にボルト持ってこいと言われて持っていくとサイズが違って怒られることがよくある。