リード線とは、導線と同じ意味です。電気回路で電源と電気が必要な部品につなぐ線になります。種類は、エナメル線やスズメッキ線やビニール線があります。リード線には複数の色のカバーで覆われていて、どことどこがつながっているかわかりやすいように工夫されています。つなげる箇所があらかじめ決まっている場合は、その数だけの色を用意しておくとわかりやすくつなげられます。

電子回路図ではリード線を具体的に表現しないため、職人さんが図面を見ながら具体的な組み方を考えてつなげていきます。電子回路図にはリード線が抽象的に表現されていることが多いですが、電流の強さが強かったり、リード線の長さが長かったりする場合はリード線の電気抵抗を無視できない場合があるので、注意が必要です。

リード線自体はホームセンターやネット通販などで販売されています。価格は大体10mで500円程度になります。中にはリード線の被覆が不必要に厚い商品があり、金属の線の部分が細い商品があるので注意して購入するようにしましょう。リード線自体は、一般の方でも手に入りますが、素人の方が電気工事を実施するのは電気工事法で禁止されていますので、プロに依頼するようにしましょう。